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【美里町】今年2月にOPEN!飲んでも飲まなくても楽しめるこだわり料理がたくさんの居酒屋を発見

ささキジ取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

どうも。ささキジです。

最近は物価も高くなっちゃったし、なにかと大変な世の中ですね。

そんな時は飲んで忘れるしかない。

ということで今回は楽しく飲めて、飲まなくてもうまい飯が食える美里町の居酒屋を取材してきました。

しかし

自分はお酒がほとんど飲めない。ビール1杯くらいなら…くらいのまるっきり飲めないわけではないんだけど、他の方に比べたら全然弱い。

  1. 「一気で飲んでみようか!」
  2. 「飲みながら慣れていくもんなんだよ?ほらほら」
  3. 「うぇーい!飲もうぜ?」

こんな方々を何度妄想でぶっ飛ばしてきたことか。

割り勘なのにスナックでボトル開けてんじゃねぇぞこの野郎が。おれ烏龍茶しか飲んでねーぞこら。

なんて思ってた時期も、ありました。

なので今回自分がお酒を飲むことができないという弱点を克服するために協力な助っ人を準備しました。

助っ人のエル・ササカマさんです。仙台の社会人プロレスで活躍している方です。

ササカマさんの説明をすると文字数が多くなってしまうので割愛しますが、1つだけササカマさんについて紹介します。

前置きはこれくらいで今回の取材場所は2024年2月にオープンした、美里町にある

【居酒屋 姫輝(きき)】

さっそく中に入っていきます。

店内へ

左から

  • たまにお店を手伝ってくれる優しい戦士
  • 中澤さきさん(店主さんの娘さん)
  • 店主の中澤ゆみさん
  • お客さんとササカマさん

です。

中はカウンターとテーブル席2席の、知らない人同士の距離が縮まるのにぴったりな席数。カラオケもある。

メニュー表は上記で

カウンターにもメニュー表に書かれていないメニューがたくさん。見てわかるとおり食事だけでも全然いけそうな感じ。

食べていきます

今回「おまかせでお願いします!」という一番お店の人が困る要望を出してます。

さて、なにがでてくるのか…?

まずはお通し。

店主のゆみさん:「お通しは週替わりで、その中から2種類選べます!ひらめのあら汁や松茸ご飯なんて日もありました」

週替わりで選べるの楽しいじゃん。いいじゃないの。素敵じゃないの。

人気NO,1のモツ煮込み。

ササカマさん:「もつ煮いいね!濃いめのガツンな味付けがうまい。こりゃお酒と合うよ。」

味濃いめのパンチのあるもつ煮。ご飯にも合うし、お酒にも合う万能料理でした。

焼き鳥(レバー、ハツ)

店主のゆみさん:「うちの焼き鳥は全部串打ちしてるんです。焼き鳥屋をされている方に教わった焼き鳥なのでおすすめですよ!」

なるほど。うまい。

レバーの火の入り具合が最高。

モサついてないのにしっかり火が入ってる。いいな。

お酒飲めないからあんまり行かないんだけど、居酒屋っていいな。楽しいな。

ササカマさん:「いいよここ。空間がいい。すっごいゆっくりできて楽しいよ。最近さ、俺〇〇で〇〇なんだよね。〇〇とかも考えるわけよ。」

日本酒を飲んでしっぽりした話を展開するササカマさん。取材どうこうの前にもう楽しんじゃってる。取材だってこともしかして忘れてるんじゃねぇか?という勢い。

そんなこんなお話をしてたら、お店の一押しだという霜降り馬刺しが到着。

ささキジはご飯も食べたいので、馬刺しユッケ丼を。

馬刺しユッケ丼。真面目に美味しい。脂のうまさが噛むほどに滲み出てきて顔が都ローンとなってしまう。

店主のゆみさん:「この馬刺しは熊本の牧場から直接送ってもらってるんです!この馬刺しを扱ってるのは日本の高級店とかで、4,5店舗くらいしか扱ってないんですよ。原価ギリギリで出しているのでぜひみなさんにも食べてほしいメニューです」

ササカマさん:「うん。うんうんうん。なるほどね。…………メチャクチャウマイ…」

めちゃくちゃうまいの部分が、噛み締めるような小声になってしまったササカマさん。こりゃ本当にうめぇときのやつだ。

ササカマさん:「うまみと脂身が口に残ってるうちに黒霧島。くぅぅぅぅ!…最高ですよ」

ささキジ:「ササカマさん。もっといい感じの食レポください」

ササカマさん:「うーん………まぁ。黒霧島ですよ。うん。黒霧島ですよね。点滴として打ちたいくらいだね」

ここまででわかったことが1つ。ササカマさんはアドリブが苦手で、食レポもそこまで得意ではない。

しかし

勢いとコミュ力の能力値がカンストしてる。これは助っ人として最高にありがたい能力。本当にありがたい。

お姫様抱っこを披露し、店員さんもお客さんも全員巻き込んで喜ばせるこのコミュ力。すぐにいろんな人と仲良くなれちゃう。

女の子をお姫様抱っこした時のササカマさんのこの満足げな表情よ。

みんな盛り上がっていましたが、実は私だけは羨ましすぎて妬みでイラっとしてました。これは記事を読んでいる君と私との秘密にしてほしい。

次は3連続卵!

左から

  • にんにくケチャップ卵焼き
  • だし巻き卵
  • クリームソーダ風卵焼き

ササカマさん:「…?」

ササカマさん。言いたいことはわかる。おそらくクリームソーダ風卵焼きに対しての反応だろう。

・だし巻き卵

 →ジュワッと出汁が沁みただし巻き卵は醤油につけるとキリッとうまい

・ニンニクケチャップ卵焼き

 →みじん切りされたニンニクがしっかり入ってて卵焼きの優しさとニンニクの力強さが一体化されててうまい

ここまではいい。

あとは

うわ!!!見た目すんげーうまそう!とは書けない。

嘘つけよ!この見た目でうまそうってならんだろ!って絶対読者に突っ込まれる卵焼きの色。果たして味はどうなのだろうか…?

…うまいんだわ。うまいの。なんて言えばいいんだろう…。

ホットケーキ?とは若干違うんだけど、うまい。脳が

「これはデザートだ」

ってちゃんと認識してくれる。

これは食べないと詳細を伝えられないものがありますね。ぜひ食べてみてほしい。

締めは美里町の郷土料理すっぽこ汁!

ささキジは初めて知った上に、取材中ずっとへっぽこ汁って言ってました。すみませんでした。

ササカマさん:「優しいね。ほんっとやさしい味でホッとできる。とろみのある汁できのこの出汁が効いてる。寒い時期とかに食べたら最高にホッとするんじゃないか。そんな優しい味」

もちろん居酒屋なのでお酒の種類も豊富。

お店の方に話を聞いていく

ささキジ:「いやーおいしかったし、楽しかったです!お客さんにはこのお店に来ることによってどんな気持ちになってもらいたいですか?」

店主のゆみさん:「楽しくわいわいとしてほしい!が一番ですね!お米にこだわったり、野菜は実家から送られてきたものを使用したり。添加物なども使わないようにしていますので、飲まなくても料理を味わいにぜひ気軽に遊びにきてみてください」

さきさん:「自分もお客さんには楽しんでもらいたいが一番ですね!お客さんが楽しそうにしていると自分も嬉しくなります!」

ということで姫輝。とても楽しく、それでいて美味しかった

お店で仲良くなった百川さん(ももちゃん)と一緒に写真を。知らない同士でも気軽に話せる空間がそこにはありました。

ぜひみんなも行ってみよう。

※要予約のお店です。三日前からの予約でお刺身やしゃぶしゃぶもご用意できますとのこと。

店舗詳細

店名:居酒屋 姫輝(きき)

アクセス:宮城県遠田郡美里町藤ヶ谷58-2

予約時電話番号:090-7328-7460

営業時間:17:00〜0:00

定休日:火曜、日曜

駐車場:なし(小牛田駅から徒歩3分の立地なので車の場合は近辺のパーキングに駐車してください)

お店SNS:インスタグラム

ササカマさんSNS:X(Twitter)

取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

宮城のローカルメディア【ミヤキジ】を運営しています。コミュニケーション能力、謎で無駄な企画力、独特な感性をフルに駆使し宮城県に関する記事を量産していています。特に"人"に焦点を当てた取材記事がめっぽう好きです。心の中でツッコミを入れながら読むと私の記事は輝きを帯びます。

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