どうしてこうなった!?発売前に版元の企画が消えた悲しいプラモデル
こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!
今回はガンプラではありませんが、「フレームアームズ・ガール」より、
アーキテクト ニパ子 Ver. です!
最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
※ フレームアームズ・ガール
コトブキヤのロボットプラモ「フレームアームズ」を美少女化したスピンオフシリーズ。
高度な色分けとタンポ印刷済みのフェイスパーツが特徴。
◆前後ショット◆
ニッパーを擬人化したキャラクター「ニパ子」が「フレームアームズ・ガール」とコラボした商品「アーキテクト ニパ子 Ver.」。
既存キット「フレームアームズ・ガール アーキテクト」をベースに、ニパ子風のアレンジが加えられています。
これまで「ニパ子」はさまざまなジャンルで活躍してきましたが、大人の事情によって、2020年8月31日、コンテンツ展開を終了…。
当製品は発売を前にして、版元のオフィシャル企画である「Project NIPAKO(プロジェクト ニパ子)」自体が消滅するという、悲運なキットとなってしまいました。(T^T)
ですがその影響か、実売価格がカナリ安い!ので、美プラの入門用としては最適かもしれません。
嬉しいやら悲しいやら…。(;^_^A
※ キット自体はコトブキヤの製品なので販売は続行されています
◆サイズ比較◆
ガンダム(HGUC No.191)と並べるとこんな感じ。
だいたい頭一つくらい大きいですね。
ちなみに当キットはノンスケールで、全高 約163mmと公式に記載されています。
◆バリエーション元と比較◆
当キットは前述の通り、2017年12月に発売された「フレームアームズガール アーキテクト」のバリエーションキットです。
該当キットは持ってませんが、カラバリの「Gun Metallic Ver.」を持っていたので比べてみました。
主な違いはヘッドギアと髪の毛、それと付属の装備類。
造形上は、ほぼほぼアーキテクトそのままです。
◆パーツ構成◆
パーツ構成は、成形品 x 27、フリルパーツ、台座パーツ、フェイスパーツ x 3、ゼンマイ、スプリング、水転写デカール。
ガンプラと比べるとランナーの枚数が物凄いですが、余剰パーツやスペアを多く含むため、実際の物量はそれほどでもありません。
シールは水転写式デカールのみです。
目のシールを貼る場合は、デフォルトのタンポ印刷を落とすことになってしまいます。
肝心の「ニパ子の目」がワンセットしかないのも残念ですね…。
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
フレームアームズ・ガール アーキテクト ニパ子 Ver.(当方のブログです)
◆付属品◆
本体以外の付属品は次のとおり。
- スパイラルクラッシャー
- スパイラルクラッシャーボーナスパーツ
- インパクトエッジ
- インパクトエッジボーナスパーツ
- ピンバイス
- スタンド
- アーキテクト用アタッチメントパーツ
- フレームアーキテクト接続用肘関節
- フェイスパーツ
正面向き
右向き
左向き(照れ) - ハンドパーツ
握り手 [左右]
平手A [左右]
平手B [左右]
武器持ち手A [左右]
武器持ち手B [左右]
ハンドパーツ
「握り手」、「平手」が2種類、「武器持ち手」が2種類で、それぞれ左右分付属。
接続は軸関節で、かんたんに交換できます。
「武器持ち手」には、同シリーズや「メガミデバイス」などの武器を保持可能で、
少々キツいですが、物によってはガンプラの武器も持てなくはありません。
フェイスパーツ
ご覧の3種類が付属。
左から「正面向き」「右向き」「左向き」です。
交換の際は前髪を外すだけで着脱可能。
ちなみに「左向き」だけ照れ顔ですw
スタンド
アームがボールジョイント接続のシンプルなスタンドです。
上のジョイントはスライドして高さを調整できます。
利用の際は、腰の3mm穴に接続すればOKです!
スパイラルクラッシャー
もともとは単独販売の武器セットのようです。
先端のアームは、3つそれぞれクランク状に展開可能です。
装備の際は、前腕のハードポイントに装着します。
見ての通り非常に大きく重量もあるため、スタンドを使わないと自立は難しいです。
また当然のごとく、腕の保持力も全然たりません。
スパイラルクラッシャーボーナスパーツ
ブレードに装着できる強化パーツです。
先端はリアルに凶器なので刺さないように注意!
インパクトエッジ
アーキテクト用の装備を、一部仕様変更したものです。
これも装備の際は、前腕のハードポイントに装着します。
見た目ほど重くないので、腕の保持力だけでもなんとか耐える感じです。
先端のピンバイスは、本来のデフォルトであるアーキテクト用に組み換え可能。
インパクトエッジボーナスパーツ
ピンバイスと排他で装着できる鉤爪状のウエポンです。
爪は下側の2本のみ、上下にスイングできます。
アーキテクト用アタッチメントパーツ
膝に3mm軸を増設するパーツです。
このパーツと膝のアーマーを交換すると、フレームアームズの膝アーマーなど、3mm穴の装備を装着できるように。
フレームアーキテクト接続用肘関節
「フレームアーキテクト(ガールじゃないほう)」の腕を接続できる肘パーツです。
青いのは選択式のパーツで、今回は白いほうを採用したので使ってません。
使うとこんなふうになります。
当キットの二の腕以下と取り替えるだけなので簡単です。
◆余剰パーツ◆
これらが純粋な余剰パーツで、
これらは予備として案内されているパーツ。
まぁ、いずれも余りであることに変わりはありません。
色分けを再現するために、色違いの同じランナーが付属していることもあって、カナリ大量に余ります。
カラバリとして組んだりもできるので、プレイバリューの向上に一役買っています。
◆ギミック◆
スパイラルクラッシャー
「スパイラルクラッシャー」にはゼンマイが仕込まれており、ツマミを回すと、
ブレードがぐるぐる回転します。
インパクトエッジ
「インパクトエッジ」はシリンダーにギミック。
これを引っ張ってから、
このスイッチらしきものを後ろに引くと、
ピンバイスがビヨ~ンと飛び出します!
もちろん、ボーナスパーツ装着状態でも機能します。
◆まとめ◆
- 「フレームアームズ・ガール」と「ニパ子」のコラボ商品「アーキテクト ニパ子 Ver.」のキットです。
- その名の通り「アーキテクト」をベースとしており、本体の造形に大きな差はありません。
- 「ニパ子」をイメージした装備類が付属しています。
- 余剰パーツが超大量です。
- プロジェクト消滅の影響か、実売価格が非常にお安くなっています。
以上、フレームアームズ・ガール「アーキテクト ニパ子 Ver.」のレビューでした。
ご覧いただきありがとうございます。
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