純米味噌にこだわったおいしい味噌ラーメンを中心としたメニューを提供するみそら堂。メニューの種類も豊富で、1人でもファミリーでも入りやすいお店です。

みそら堂では、7・8月の期間限定メニューとして「澄み味噌麺」が販売されています。「澄み味噌麺」は、新横浜ラーメン博物館30周年企画　佐野実メモリアル「ラーメン登龍門2024」に応募され、最終選考まで残ったラーメンとのことです。

ポップに載せられた写真からは、とってもおしゃれで文字通り作品のようなラーメン。さっそく注文してみます。

注文からさほど時間がかからず、運ばれてきました。写真通りのおしゃれな見た目で思わずわぁ！　と言いたくなります。手をつけるのがもったいなく感じるほどです。

店員さんが食べ方の手順を書いた札を持ってきてくれました。こちらの順番に沿ってさっそくいただいてみます。

まずは麺からいただきます。冷製の出汁スープに入った麺は、ほどよく引き締まり、小麦の旨味を感じます。スープがシンプルな出汁ですが、こちらも染み渡る感じで麺の旨味を邪魔せずよく合います。

次にカップに入った「和え具材」と竹筒の先端にある栃木軍鶏もも肉入り味噌だれを入れます。

具材は、レタスにりんご、玉ねぎなどのシャキシャキ系の野菜で、冷たい麺とよく合います。また味噌だれを入れると一気に風味が増して冷製味噌ラーメンに早変わりしました。味噌だれに入った鶏肉の食感もとっても楽しい。

チャーシューは香ばしく、お肉がとってもやわらか。チャーシューにのった味噌で味変も楽しめて最高です。一気に箸が進みます。

そして、最後に竹筒に残してあった青花山椒入りの味噌だれを溶かし入れると、ふわっと香る山椒の風味が清々しく、先ほどと異なる表情を見せるラーメンにびっくり。添えられたライムで口の中に清涼感も漂います。

澄み味噌麵は、味そのものもがおいしいことはもちろん、さらに味の変化を楽しめるのがこのラーメンの魅力でもあり、楽しさでもありました。

ポップの裏面には麺と味噌の原材料について記載がありました。こだわって選ばれた素材を作って作られたことがわかりますね。またこの夏リピートしたくなりました。

その他のメニューも充実していますので、何度も訪れたくなるお店です。

今回はお子さまラーメンも注文したのですが、メニューについてくるコインでは、ガチャガチャかわたあめか選べるようになっていましたよ。

ひんやり冷たく、それでいて出汁スープや味噌にコクがあり、物足りなさを全く感じることのない、完成された美味しいラーメン、「澄み味噌麺」。入賞ラーメンを味わってみてはいかがでしょうか。

【店舗情報】

純米味噌ラーメン　みそら堂

栃木県小山市神鳥谷307-1

tel.0285-39-8220

平　日 11:00-15:00,17:30-23:00(ラストオーダー22:30)

土日祝 11:00-23:00(ラストオーダー22:30)