【四條畷市】境内や石段を赤く明るく彩る──「隠れた紅葉の名所」龍尾寺へ行ってきました
12月に入りましたが、まだまだ紅葉が楽しめます。今回は「隠れた紅葉の名所」の龍尾寺に行ってきました。
12月4日午後、曇り空からときおり雨がぱらついています。JR四条畷駅からだと大体徒歩20数分ぐらいでしょうか、龍尾寺への登り口が現れました。
登り口の横には、真紅に染まったカエデの木が出迎えてくれています。
寺の掲示板には、「この石段の上『隠れた紅葉の名所』」と記された紙が貼られていて、期待感をあおってくれます。これは楽しみです。では、早速登ってみましょう。
曇天のせいもあるでしょうが、石段を登る道中は緑の葉をつけた木々に囲まれて暗く感じます。
時折木々の合間から、大阪市内のビル群でしょうか、遠くの景色を見ることができます。あべのハルカスも発見しました。このビルは特徴的な形でひときわ高いので、見つけやすいですね。
石段をひたすら登っていくと、急にぽわんと明るくなったように感じました。上を見ると、薄赤いカエデの葉をたくさんつけた木々の枝が頭上に張り出していて、下の石段にも赤い落ち葉もたくさん落ちています。
寺の入口の手前に、真っ赤な葉をつけたカエデの木がありました。見事な赤さに促されるように、何枚も写真を撮りました。
石段を登りきり、寺の門をくぐって境内へ。遠くの景色や紅葉など道中は楽しみながら登れたので、意外と疲れは感じません。
本堂や鐘楼のある境内は、赤い葉をつけたカエデやまだ緑の葉が残るカエデなどで明るく彩られています。
地面には、赤い葉がたくさん落ちており、赤いじゅうたんのようです。
寺の関係者の方によると、今年はなかなか葉が赤くならなかったのが、気温が下がって寒くなってから一気に紅葉が進んだそうです。
少し前の強風の日に葉が幾分落ちたそうですが、境内や道中の木々を見る限り、まだもう少し紅葉が楽しめるのではないかと思われました。
龍尾寺
所在地:大阪府四條畷市南野6-11-70