【寝屋川市】「家庭教育サポートチーム」の活動が文部科学大臣表彰を受賞! 市内24校の小学校に配置!
寝屋川市が実施している「家庭教育サポートチーム 」の活動が 「令和3年度家庭教育支援チームの活動の推進に係る文部科学大臣表彰」を受賞しました。
「家庭教育サポートチーム」とは、市立小学校24校を拠点に家庭教育サポーターを配置し、子育てに悩む親やその家庭に対して、児童の登校支援、家庭訪問、相談活動などを実施することで、保護者の悩みを軽減し、子ども・保護者・学校との良好な関係づくりを行い、家庭の健全化を目指すことを目的に、平成15年から実施しています。
「『家庭教育支援チーム※』の活動の推進に係る文部科学大臣表彰」は、活動内容が他の活動と比較して顕著に優れ、地域全体への普及効果の高いと認められるものに対して行われるもので、寝屋川市は、市内の全ての市立小学校にサポーターを配置し、学校と連携して家庭や児童を支援できる体制が整備されていること、 夏季休業中に小学1年生の全戸訪問等による支援を行っていること、家庭教育支援者スキルアップ研修等の研修を実施し、サポーターのスキルの向上に努めていることといった点などが評価されました。
※ 「家庭教育支援チーム」とは、子どもたちの健やかな育ちを支え、すべての保護者が安心して家庭教育を行えるよう、身近な地域で保護者に寄り添う家庭教育支援活動を主体的に行う団体のことです。
令和4年2月4日に東京都の文部科学省にて表彰式が開催され、寝屋川市はオンライン出席しました。
市立北小学校に配属されている家庭教育サポーターの眞鍋康子さんは、「24人のサポーター、みんなの活動がこの日に繋がったのだと、とても嬉しく思います。私が15年間この活動を行ってこられたこと、そしてこんなにも素晴らしい賞をいただけたことは、サポーターや青少年課の皆さんの力があったからこそであり、感謝の気持ちでいっぱいです。市内 24の小学校に各1人配属されていますが、1~2年と経験年数の少ないサポーターが半数を占めている状況です。コロナ禍で集まれる機会が少なくなってしまいましたが、オンライン研修などを活用してサポーター同士が意見交換をしたり、相談したりできるようにしてサポーター1人1人の質を高めていきたい。」と話します。
所管する寝屋川市教育委員会青少年課は、「核家族化やひとり親家庭、共働き家庭の増加により、家庭教育を支える環境が変化する中、小学校を拠点とした家庭教育サポーターの日々のきめ細やかな児童対応、家庭訪問、保護者からの相談対応等により、児童や保護者との信頼関係が構築され、児童の登校状況の改善や保護者の悩みの軽減につながっていると感じています。今後も、学校や関係機関と連携し、子育てに余裕のない家庭や、子育ての悩みや不安に寄り添い、家庭の教育力の向上につながる支援を継続していきたい。」と話します。
核家族化やひとり親家族が増えている中、コロナ禍でこれまで以上に支援を必要とする家庭は増えていることと思います。
親も子もひとりで悩むことが無いよう、このようなサポーターが各校に配置されているというのは、心強いですね。
・教職員と連携し、登校児童の様子の見守り
・児童の登校支援や保護者との連絡調整
・支援が必要な家庭への家庭訪問、保護者との対話
・会議等への出席や連絡ノートの活用による情報共有(学校との連携)
・夏季休業中における小学1年生全戸訪問等による相談支援 等
【問い合わせ先】
寝屋川市教育委員会 青少年課
〒572-8555
大阪府寝屋川市本町1番1号(市役所東館1階)
電話:072-813-0075
ファックス:072-813-0087