沖縄そばの素朴な疑問。本ソーキと軟骨ソーキの違いって何?実食しつつ考察してみました【沖縄県宜野湾市】
ご訪問ありがとうございます。保育園へ通う長女(4歳)と次女(2歳)とお出かけが趣味のホクトです。
沖縄そばの食べ歩きが比較的多いホクト家。高確率で座敷のお店があり、予約無しでも思い立った時に利用できるので重宝しています。職場で「そういえば本ソーキと軟骨ソーキって何が違うの?」という話題に。言われてみると明確な違いがわからなかったので実食を兼ね調べてみました。
沖縄そばに欠かせないトッピング「本ソーキ」と「軟骨ソーキ」の違いって何?
辞書による明確な定義はありませんが、可食部位が骨までか肉までかの違いです。そもそもソーキは豚のあばら肉であり、一般的には「スペアリブ」の部位に該当します。
- 本ソーキ…硬い骨を含むあばら骨についた肉
- 軟骨ソーキ…軟骨を含むあばら骨周りの肉
どちらのお肉も甘い砂糖醤油で長時間じっくり煮込んで作られます。軟骨ソーキは骨まで食べる事が出来ますが本ソーキは骨を取り除く必要が。どちらのお肉も美味しくお勧めですが個人的には軟骨ソーキに1票。理由はコラーゲンが摂取できるため。子供でも丸かじりが出来るという点も見逃せません。
沖縄には「豚は鳴き声以外すべて食べる」という食文化があります。方言や歴史に疎い筆者ですら「確かに!」と納得。お正月には欠かせない中身汁(なかみじる)に使われているのは豚の内臓。豚の大腸、小腸、胃袋を具にした澄まし汁のことを指します。初見の方は抵抗があるかもしれませんが一度食べるとやみつきに。
話が飛躍しましたが本ソーキと軟骨ソーキの区別が始まったのは本土復帰時に遡ります。本土復帰時に適応された食用肉における解体法が影響している事が考えられます。面白そうなので詳細は後日農林水産省に確認予定。
ソーキは沖縄の郷土料理として認識されていますが筆者は滅多に作りません。理由は手間暇がかかるためです。まずは数時間にわたるアク抜きから始まり、その後最低でも6時間以上の煮込みが。圧力鍋で一瞬という意見もありますがいずれにしても下処理が面倒。したがって沖縄そばのトッピングでソーキは非常にコスパが良いと考えています。
沖縄そばのお店やメニューによって同じソーキでも多種多様。ぜひお気に入りのソーキの味を見つけてみて下さい。
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【店舗情報】
店 名: 介そば(すけそば)
住 所: 〒901-2226 沖縄県宜野湾市嘉数4丁目27−10
電 話:090-9786-1128
営業時間 11:00〜14:45*スープ売り切れ次第終了
定休日: 不定休
駐車場: 店舗前に4台 *店舗横の砂利駐車場も可
備考:現金払いのみ
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