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【京都市東山区】老舗劇場『南座』で『ゼロからの祈り〜シルクロードへの思い』

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

南座(みなみざ)

祇園エリアにある南座さんは、師走には、歌舞伎の『吉例顔見世興行』でいつも賑わっています。京都の冬の風物詩の一つですね。

南座(みなみざ)は京都市東山区にある劇場。正式名称は南座(みなみざ)。松竹が経営している。近代建築に桃山風の意匠を取り込んだ地上4階地下1階の建物は国の登録有形文化財となっている。江戸時代初期、四条河原には幕府公認の芝居小屋が七座存在した。その後、火事で幾度も焼失し、また興行の中心が大坂に移ったため次第に数を減らし、江戸時代中期には四条通りの南(南の芝居)と北(北の芝居)、大和大路の西(西の芝居)の三座となった。西の芝居は1794年(寛政6年)の大火後は再建されず、二座が残った。さらに南座の向かいにあった北座は1892年(明治25年)四条通の拡張に伴い閉鎖され、南座のみになった。
1906年(明治39年)に松竹に買収され、以後松竹の直営となっている。1913年(大正2年)に大改築を行い、定員1436人の大劇場(木造)になった(wikiより)

祇園を歩いていて「まねき」が掲げられた「南座」さんを見ると、師走が来たなぁとしみじみ思います。

出雲阿国が1603年(慶長8年)の春、京市中においてかぶき踊りを披露したことが歌舞伎の起源とされるが、その歌舞伎発祥の地で400年を越えて歌舞伎を上演してきたという意味で、日本最古の歴史と伝統を持つ劇場と言われる。現在も歌舞伎を中心にした公演を行っており、特に毎年11月末日から12月末まで行われる吉例顔見世興行は京都の風物詩となっている。このときには役者の名前を勘亭流で書いた「まねき」と呼ばれる、白木の看板が劇場の入り口上にずらりと並べられることで有名。

『ゼロからの祈り〜シルクロードへの想い、京都南座から世界へ』

最近は、歌舞伎だけでなく様々なコンサートや演劇を催される『南座』さん。

12月27日には『ゼロからの祈り』という演目が公演されます♪

今と昔、日本と世界を芸能でつなぐOKINAシルクロード企画。今回は八坂神社の参道にある京都四條南座にて開催します。伝統芸能とモダンアートのここだけの豪華コラボレーションで来る大陸への出発の日を祈願します。
【演目】
❶プロローグトーク/野村明義 友吉鶴心
❷伎楽 治道・呉女
  笙・篳篥・笛/稲葉明徳 太鼓/黒坂周吾・永田充
❸和太鼓演奏/BATI-HOLIC
❹琵琶 朗読/友吉鶴心 chori 村島洋一
❺ 作品上映/Studio Azzurro
  笛/森田梅泉
❻ サプライズゲスト
❼ ライブパフォーマンス/THE FOURCE
  元ドラゴンアッシュ ATSUSHI BRAHMAN & OAU KOHKI
  シアターブルック 佐藤タイジ 和太鼓奏者(元鼓童) 坂本雅幸
❽ エピローグ/友吉鶴心 稲葉明徳 平原慎太郎 
(HPより)https://mihoproject.stores.jp/items/618e2bffa92a786cdf3c7969

是非とも、この機会しか経験できないような伝統芸能と現代音楽の融合を、老舗劇場「南座」さんでご体験ください。

BATI-HOLIC (和太鼓演奏)

南座さんでも演奏される、和太鼓や三味線などのバンド『Bati-Holic』。彼らの演奏が、12月22日にアロフト大阪堂島ホテルにて行われるそうです♪

『和のクリスマス』も興味がありますね〜♪ 和太鼓に三味線のクリスマス、この機会にぜひとも、チェックしてみてください〜♪

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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