江戸時代の暮らしを発信し、当時の生活様式に触れることができる「旧河澄家」。本日より、企画展示である「上田秋成展」が開催されています。江戸時代の作家・歌人で知られる「上田秋成」をテーマにした展示ということで、様子を見にいってみました。

近鉄「石切駅」から北西へ進んでいったところに「旧河澄家」があります。季節が夏だからか、庭に植えられている「サルスベリ」の花が綺麗でした。行ってみると、新しい企画展示「上田秋成展」が開催されていました。煎茶をテーマにした展示会だそうです。

中に入ってみると、早速当時使われていた茶器が展示されていて、かなりのインパクトでした。見た目は質素ですが、細部まで丁寧に作られた茶器が見事です。日本人による仕事の素晴らしさを感じました。茶器の横には、「上田秋成」と煎茶の関わりについての資料が展示されています。

また、「上田秋成」について紙芝居で紹介されていました。ここの以前の企画展示で紙芝居の展示会もやっていたため、「旧河澄家」らしさを感じました。これなら子供でも気軽に「上田秋成」についてお勉強できそうですね。

その他にも「上田秋成」の生涯についてなど、「上田秋成」に関する様々な資料が展示されていました。この企画展示は9月24日までとのこと。入場は無料なので、石切へ遊びにきた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

旧河澄家　　上田秋成展