【市川市】十両、百両、千両、万両。縁起が良さそな植物でクリスマス&お正月~大野町 万葉植物園~
JR武蔵野線市川大野駅から徒歩約3分にある「万葉植物園」。万葉の歌にちなんだ花や草木を気軽に鑑賞できるおすすめの和風庭園です。春夏秋冬いつ訪れても四季の花や草木を万葉の歌とともに鑑賞できるとても素敵な空間がそこにあります。真冬の今は主だった草花も冬枯れており、華やかな世界はそこにはありません。
しかし、そこは万葉植物園。この時期にも気持ちがほっこりとなる草花を観ることができます。クリスマス前。センリョウ・マンリョウが深紅の実を携えています。よく見るけど、センリョウとマンリョウの違いって何?センリョウは、センリョウ科で葉の上側に身があります。
一方のマンリョウはサクラソウ科の植物で、葉の下にサブランボのように房状に垂れ下がる実が特徴。上のセンリョウ、下のマンリョウで覚えます。
万葉植物園では、園の池のそばのスペースにひっそりと、十両、百両、千両、万両が並んで植えられています。
十両はサクラソウ科でヤブコウジという植物。
百両は、こちらもサクラソウ科でカラタチバナという名です。つまりセンリョウだけは、センリョウ科に属しており、他はサクラソウ科の仲間ということです。
このスペースのセンリョウは黄色。十両から万両。縁起のいい植物をすべて眺めてみるとなんだかクリスマスを飛び越えて年末の宝くじにも思いを馳せてしまうようでいい気分になります。
その他にも、ピンクに垂れ下がるカライトソウ。
黄色のイソギク。
ハマナデシコやカンツバキ、サザンカなどもっぱら冬の紅い花々を観賞できます。
さらにヤツデの花も。寒いけれど天気のいい週末。是非。
【万葉植物園】
住所:市川市大野町2-1857
時間:4~10月 9:30~16:30
11~3月 9:30~16:00
休み:月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
料金:無料