【茅ヶ崎市】本とコーヒーのお取り替えも「路空珈琲」は一箱本棚のお店番をするコーヒー屋さん
茅ヶ崎のシェアスペース各所でコーヒーを淹れている「路空珈琲(みちのそらぢにコーヒー)」。値段の決まっていないコーヒーや、本とコーヒーを取り換えっこしたりと、ちょっと面白い取り組みをしているのです。
路空珈琲が活動しているのは何ヶ所があるのですが、今回はサザンビーチのコワーキング&ライブラリー「Cの辺り」にお邪魔してきました。窓の外に茅ヶ崎のシンボル「サザンC」が見えていい雰囲気です。
「Cの辺り」のコワーキングは会員制ですが、ライブラリーは誰でも利用出来る図書スペース。大人気のサザンビーチが目の前なのに広々としてゆったり過ごせる空間です。ここのカウンターで毎週火曜日に路空珈琲さんが店番を兼ねてコーヒーを淹れています。
メニューはシンプルにコーヒーとミルクコーヒー、豆の種類は日毎に違い複数種類用意されています。この日はインドネシアのトラジャでアイスコーヒーをお願いしました。
本来ならばここで料金を支払う所ですが、路空珈琲では本とコーヒーを交換することが出来るのです。僕は路空珈琲さんが気に入りそうな小説を持っていきましたが、本は何でもよいそうです。
ちなみに交換された本は店内のライブラリーコーナーの一角におかれ、誰でも読めるようになっています。小説から旅行ガイドまで種類もバラバラ。全部きれいな状態なのが、なんとなく嬉しいですね。
そうこうしているうちにアイスコーヒーが到着。カップに添えられたカードは裏にメッセージが書けるようになっていて、交換した本に挟めるようになっています。
コーヒーを飲みつつ、海沿いのライブラリーでのんびり過ごす時間。人気のビーチ沿いで近隣のカフェは混雑気味なので、ひとりでのんびり派の方にはオススメの隠れ家スポットになるかもしれません。
ライブラリーの本はいわゆる一箱本棚になっていて、各箱のオーナーさんが自慢の本を並べています。眺めていると「この箱のオーナーさんとは気が合いそう!」なんて思えたりして楽しい空間になっています。
路空珈琲さん、今回は本とコーヒーを取り換えましたが、それ以外の場合は「値段の決まっていないコーヒー」。飲み終わったあとで、心に浮かんだ渡したい代金をお渡ししましょう。
訪れる前後の時間は海沿いの道をサイクリングするのもいいですね。今回訪れた「Cの辺り」の他に、毎週木曜は茅ヶ崎駅北口にあるコワーキングスペース「チガラボ」で、また、土日には時々ですが茅ヶ崎市矢畑にある「話せるシェア本屋とまり木」にも出店してコーヒーを淹れています。詳細は路空珈琲さんのInstagramに随時掲載されるのでフォローしてチェックしておきましょう。
普通のカフェとは一味違う「路空珈琲」さん、本とコーヒーに興味のある方はぜひ一度訪れてみてくださいね。
路空珈琲(みちのそらぢにコーヒー)
公式:Instagram
「Cの辺り」
出店日:毎週火曜日
住所:茅ヶ崎市中海岸3-12986-25 浜磯ビル1階東
アクセス:JR東海道線茅ヶ崎駅南口から徒歩20分
営業時間:9時〜17時
「チガラボ」
出店日:毎週木曜日
住所:茅ヶ崎市新栄町13-48ワラシナビル5F
アクセス:JR東海道線茅ヶ崎駅北口から徒歩
5分
営業時間:11時〜17時
「話せるシェア本屋とまり木」
出店日:時々土日
住所:茅ヶ崎市矢畑1290
アクセス:JR東海道線茅ヶ崎駅北口から徒歩20分
営業時間:10時〜16時