【多治見市】えっ! 無料!? 想像の域を遥かに超えた、素晴らしい美術館とおもてなしに感動!!
岐阜県多治見市虎渓山町にある「とうしん美濃陶芸美術館」へ行ってきました。
入館無料の美術館なのですが、想像の域を遥かに超える素晴らしい美術館と、スタッフの方々のおもてなし精神に深く感動しました!
「とうしん美濃陶芸美術館」は「とうしん学びの丘” エール”」内にあります。
今回美術館に伺うきっかけとなったのは、「春のなでしこまつり」の一環として、2023年3月3日に開催された「とうしんコレクションIV鑑賞とお抹茶」のイベントに参加させていただくためです。
所蔵品の貴重なお茶碗でいただく抹茶と和菓子。
創業100年を超える老舗の和菓子屋「菓子司 香風かね政」さんで作られた特注の和菓子には、東濃信用金庫さんのシンボルマークの鳩が描かれていました。
私の元へ運ばれてきたお茶碗は、陶芸家 安藤 工(あんどう たくみ)さんの作品。こんなに高級なお茶碗で抹茶をいただくのは初めての体験で、嬉しくて気分が高揚しました!
3月3日に美しいお雛様を眺めながら楽しむ呈茶会。
光が差し込む茶室風の休憩スペースで、陶芸作品に関わるお話を聞きながら、美味しい抹茶と和菓子をいただき、大満足な気分に浸った後に、更なる感動が待ち受けていました!
通常、館内の写真撮影は禁止なのですが、今回、美術館を紹介する記事を書かせていただきたいとお願いした所、特別に館内の写真撮影をさせていただけることになりました。
自生の「大王松」を囲むように建設された円形の美術館。通路両側に大小47の展示ブースが設置されています。
館内の素晴らしい陶芸作品の数々に感動! 人間国宝の作品や、美濃で活躍されている(されていた)有名陶芸家の作品が多数展示されており、無料のレベルではありません!
「とうしんコレクションIV」の44作品に加え、同時開催されていた「美濃茶碗展 2023」の28点、合計72点もの作品が展示されていました。
作品の展示とともに、作家さんの経歴も掲示されています。
この日は、陶芸家の細川令子さんに丁寧に説明していただきながらの陶芸鑑賞。
わかりやすく楽しい説明のおかげで陶芸鑑賞の楽しさが倍増でした。
円形の美術館の中心に自生している「大王松」
普通の松は2本の松葉ですが、大王松は3本の松葉で「三鈷の松」といわれ、縁起が良いと言われているのだとか。陶芸の話はもちろん、多彩な話で楽しませてもらえました。
イベント時以外でも、学芸員さん、または陶芸家さんが常駐していて、希望者は説明を受けながら鑑賞することができるようです。無料なのに、ここまで親切丁寧におもてなしをしていただけるとは驚きです!
頂いたパンフレットに、今後の展覧会のスケジュールが記載されていました。楽しそうな企画だらけです。詳しくは、とうしん美濃陶芸美術館の公式HPの企画展・年間スケジュールをご覧下さい。
貴重な陶芸作品を無料で見せていただけるだけではなく、丁寧な説明までしてもらえ、年に数回開催される「呈茶会」では、美味しいお抹茶とお菓子のサービスまで!
こんなに素晴らしい美術館が多治見市内にあることが嬉しいですね♪
東濃信用金庫さんの公式「Instagram Facebook 」では、イベントの告知や地域の情報が満載で楽しめるので、是非ご覧下さい。
とうしん美濃陶芸美術館
住所:岐阜県多治見市虎渓山町4丁目13番地1(とうしん学びの丘” エール”内)
電話:0572-22-1155