Yahoo!ニュース

【川崎市宮前区】涼しい場所を求めて行ってみたら古代の歴史が眠る自然の植物園だった!/東高根森林公園

みやもとまなぶnoteブロガー/コワーキングスペースマニア(川崎市)

川崎市内でいろんな場所に行くみやもとですが、いまだ行ったことのない場所があります。

「東高根森林公園」

生田緑地(川崎市多摩区)や川崎市営緑ヶ丘霊園(川崎市高津区)も、桜の名所としてYahoo!ニュースエキスパートでは紹介したことがあるんですが「東高根森林公園」を地図から見たときにどうやったらいけるかな?と思っていたんです。

散歩もかねて徒歩で行ってみることにしました。

行ってみると家族のお出かけにもいい場所だったので、見てきたものをそのままご紹介します。

JR南武線久地駅

JR南武線久地駅から出発します。JR南武線から歩いていくルートです。

ここから地図アプリを見ながら東高根森林公園の北口を目指します。

松寿弁財天

松寿弁財天と書かれた鳥居の奥にある階段を登っていくと・・・

松濤弁財天への階段
松濤弁財天への階段

階段をのぼりきった先には「緑ヶ丘霊園」が広がっていてここには鳥居と建物がありました。

松寿弁財天
松寿弁財天

調べてみると歴史的スポットでした。

川崎市多摩区観光協会-多摩区見どころガイド
綱下げ松・松寿弁財天
所在地:多摩区宿河原6丁目(緑ヶ丘霊園長尾口)

緑ヶ丘霊園長尾口にほど近い場所に出るのでここまで来ればもうすぐ。

「長尾の里めぐり」の地図をたよりに
「長尾の里めぐり」の地図をたよりに

「長尾の里めぐり」も一度、散歩で制圧したいルート。それはまた今度やりましょう。

東高根森林公園

到着したのは東高根森林公園の「北口」に到着。久地駅から20分程度歩いています。

すぐ横を東名高速道路が走っており入り口から一気に大自然が広がっています。

総合案内図から現在地を特定。一周すると果てしなく広そう・・・

総合案内図
総合案内図

とりあえず公園に行ってみましょう。

入ってすぐに気づいたことは「体感気温が下がったこと」

訪問した日は30度を超える暑さの日だったのにもかかわらず、森の中に入ると涼しく感じるぐらいでした。

子ども公園

北口入り口付近にある公園です。

森林で日影ができているので直射日光ゾーンが少ない。数人の小さな子が遊んでいました。

公園を一周してみよう

最初に見た地図から見ても、そこそこの面積の公園です。

散歩するのにも道が整備されていて歩きやすい
散歩するのにも道が整備されていて歩きやすい

少し行くとこんな看板を発見しました。

公園内で見かけたらパークセンターへ
公園内で見かけたらパークセンターへ

「え?アライグマ!?」

これは見かけてみたい気もする・・・が!
アライグマは、見た目はかわいくても気性が荒く凶暴な動物です!

湿生植物園

東高根森林公園の「湿生植物園」はほぼ自然のまま各ゾーンで見られる植物が異なります。

長い道が続き、植物を観察されている方も散歩されている方もおられました。

各ゾーンに案内板も設置してあります。東高根森林公園でパネルを見るだけでも勉強になります。

ミズアオイ
ミズアオイ

少し開けた場所に出てきました。森林の間に草原が広がっていて遊んでいる子どもたちもいました。

歩いているとどこにいるのかわからなくなるぐらい広い公園なんです。でも大丈夫!

南口付近のトイレと地図
南口付近のトイレと地図

道の途中に現在地番号の書かれた地図が用意されていて確認しながら歩いて回ることができます。

ユリ園から古代植物園方面へ

ユリ園の階段を登っていきます。山道になっているところも階段になっているのがありがたい。

右側にユリが咲くようです
右側にユリが咲くようです

階段をのぼった後に200段以上移動してきたことがわかる標識を発見。これはいい運動になります。

写真右は「ピクニック広場」
写真右は「ピクニック広場」

カエンタケに注意!

触るだけでも危険な「カエンタケ」

コナラやクヌギの枯れ木の近くにあるということは・・・
これから秋になると「どんぐり」を集める子どもたちは、要注意(o´・ω-)b ネッ♪

「クールスポットで涼しく!」

しばらく歩いたので、ベンチのある場所で休憩しているときに見つけた掲示です。

各場所をサーモカメラ撮影したもの
各場所をサーモカメラ撮影したもの

体感で涼しく感じてはいたのですがやはり科学的に見ても涼しく過ごせるスポットなんですね。とはいえ、熱中症には気をつけながら水分補給して次に移動します。

古代植物園

食料、衣料、染料、建物、薬、木製品、親しまれた植物の7つの部門に分類されており、縄文時代から平安時代の衣、食、住にかかわってきた主な植物を見ることができます。
県立東高根森林公園ホームページ(古代植物園から引用)

秋の七草
秋の七草

秋の七草ってすぐ出てきます?(覚えていないので調べました。)

「ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウの7つの“花”」

このほかにもいにしえの昔から生活に役立ってきた植物とその情報が展示されています。

古代芝生広場

「この公園の中央部分に行っていないなー」ということで、最後に古代芝生公園にやってきました。

公園の中で頂上に位置し、家族でのピクニックや軽い運動などでご利用いただける芝生広場です。また、芝生の下には弥生時代から古墳時代の遺跡(東高根遺跡)が眠っており、歴史の詰まった広場でもあります。

県立東高根森林公園ホームページ(古代芝生広場から引用)

ここまで歩き疲れて、芝生の上でちょっとだけ寝ていました。

この芝生の下には遺跡が眠っているってロマンのある場所ですよね。(ホームページで調べるまで知りませんでした。)

長い散歩道にお付き合いいただきありがとうございました。
(公園内は1時間ぐらい見て回りました。)

散歩中の写真を中心に東高根森林公園を紹介しました。

まだ暑い季節も続いているので炎天下の散歩より「クールスポットとしての活用」にも、秋になると公園内でみられる植物も変わってきます。

自然がいっぱいの東高根森林公園にお出かけしてみてください。

東高根森林公園
住所:神奈川県川崎市宮前区神木本町2-10-1
電話番号:044-865-0801(パークセンター)
営業時間:午前8時30分〜午後5時(窓口受付は午前9時〜午後5時)
アクセス:詳細は東高根森林公園ホームページ(アクセス)をご覧ください。
ホームページ:県立東高根森林公園 | 神奈川県川崎市の自然公園

noteブロガー/コワーキングスペースマニア(川崎市)

とある中小IT企業ショチョー/noteブロガーとして川崎市内の情報発信を個人的にしています。本業が事業所所長にもかかわらず「コワーキングスペース」で、働くことが好きな管理職。/リモートワークプレイス予約アプリSuupアンバサダー

みやもとまなぶの最近の記事