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川崎市のグルメ好き必見!かわさき推しメシのデカ映え・スイーツも加わった132店舗から年末頂上決戦

みやもとまなぶnoteブロガー/コワーキングスペースマニア(川崎市)

2022年から始まり3回目を迎える「かわさきAKINAI AWARD #かわさき推しメシ」(外部サイト)の最終審査会の様子を見てきましたので、その様子と審査結果を速報でお伝えします!

まずは「かわさきAKINAI AWARD #かわさき推しメシ」ってなに?

2024年のポイント:プロジェクトキックオフ発表会より
2024年のポイント:プロジェクトキックオフ発表会より

毎年100件以上の飲食店が自慢の料理で川崎市内のおいしいグルメとして頂点を競うグルメグランプリとして、川崎市内外に方々に実際食べていただいた料理を投票形式で一次審査を行い、年末に最終審査が食のエキスパートたちによって行われるというコンテスト。川崎市(経済労働局・健康福祉局)が中心となり、川崎市だけでなく川崎市外にも川崎のおいしいグルメを各地域で活躍する市民アンバサダーやSNSインフルエンサーがいっしょになって情報発信も行うグルメイベントです。

本年度は、

  • エントリー:102店→132店
  • 実食投票:2777票→6741票

以前に、Yahoo!ニュースエキスパートでも「プロジェクトキックオフ発表会」「中間発表」の様子を記事でご紹介しました。

最終審査会:グランツリー武蔵小杉・アクアドロップ

グランツリー武蔵小杉の入り口を入って噴水がある中央の場所で、イベントが開催されました。

左の司会は、かわさきFM人気ラジオ番組コスギスイッチオンのDJ.keikoこと笹田恵子さん
左の司会は、かわさきFM人気ラジオ番組コスギスイッチオンのDJ.keikoこと笹田恵子さん

グランツリー武蔵小杉アクアドロップ
中原区新丸子東3 丁目1135-1

JR 東日本・東京急行電鉄「武蔵小杉駅」から徒歩4 分

審査方法

最終審査は実食審査です。

川崎市報道発表資料より
川崎市報道発表資料より

上記の審査員3名(粟飯原理咲さん、上島亜紀さん、クック井上さん)が実食審査を行い、特別ゲストの木原美悠さんと福田川崎市長が最終審査に残った推しメシ6店を食レポして最終審査結果が発表されます。

左から審査員クック井上さん、粟飯原理咲さん、上島亜紀さん
左から審査員クック井上さん、粟飯原理咲さん、上島亜紀さん

それでは最終審査にまで勝ち上がってきた飲食店を当日の様子からご紹介します。

調理キッチンカー

当日は調理についてはキッチンカー(日崎工業:川崎市川崎区(外部サイト))がグランツリー武蔵小杉の外に用意されていました。

温かい料理を審査員に提供するという意味でもこんな裏側があったことをご紹介しておきます。

一般部門

左:カレーせいろ、右:よくばりベーコンナポリタン
左:カレーせいろ、右:よくばりベーコンナポリタン

「酒縁さらしな」も「ブラッスリーほっぺ」もメニューは違えど、過去のかわさき推しメシでの受賞店舗

カレーせいろ:【No. 1】酒縁さらしな
多摩区登戸(1,100 円)

よくばりベーコン ナポリタン:【No. 4】ブラッスリーほっぺ
幸区鹿島田(ランチ 1,250 円/ディナー 1,430 円)

順番は審査順。()は商品税込価格:リンクは、かわさき推しメシ各店舗ページ

よく見ると両方とも「麺類」。総務省データによると川崎市は政令指定都市中でパスタの消費量は上位に入る「パスタ好きの市」だったりも(みやもと調べ)。

各料理を提供後、福田川崎市長や特別ゲスト
各料理を提供後、福田川崎市長や特別ゲスト

各料理を提供後、それぞれの食べた感想を聞いていきます。

福田川崎市長からカレーせいろを食べた後の感想に「幸せ」という言葉が聞けたり、よくばりナポリタンの説明をお店の方からしている間に審査員の方々が美味しくてほぼ完食するという場面も見られました。ナポリタンは、単純そうに見えてなかなか難しい料理の一つでもあり、奥が深い料理でもあります。

デカ映え部門

左:オモウマグロ重、右:タワー硬焼きそば
左:オモウマグロ重、右:タワー硬焼きそば

大きいだけではなく、強烈なインパクトとおいしさを兼ね備えた2品が実食審査。

オモウマグロ重:【No.10】海鮮重 御殿様 宴
多摩区西生田(1,000 円)

タワー硬焼きそば:【No. 1】餃子 太陸
川崎区東田町(1,180 円)

順番は審査順。()は商品税込価格:リンクは、かわさき推しメシ各店舗ページ

この写真が「デカ映え」を象徴しているという一枚

審査員もスマートフォンを構えてとりたくなるような料理のインパクト!
審査員もスマートフォンを構えてとりたくなるような料理のインパクト!

オモウマグロ重は、某テレビ局でも取り上げられた「御殿様」。物価高騰の中、美味しいマグロを仕入れてお腹いっぱいに食べてもらいたいということでこのメニューが誕生。というかこのメニュー「1,000円(税込)」という見た目からはあり得ない価格の海鮮重に会場からも驚きの声。

一方、高さ13cmで重さ1.3kgもある餃子大陸のタワー硬焼きそば

実食審査を行う審査員の方
実食審査を行う審査員の方

お店からのコメントによると女性でも食べて帰られる方がおられる人気メニュー。中華料理の素材からすべて材料として使うフードロスに努めた料理でもあり、デカ盛り料理でも食べきれない料理は持って帰ることも推奨。

目指すところは「川崎のソウルフード」

ごま油から作る自家製ラー油や酢などを入れて味を変化させてもおいしい硬焼きそばになっているとのこと。審査員の方からは、硬焼きそばに箸を通してパリパリと崩していく感覚もいいとのコメントがあったりして、私が食レポの勉強になったぐらいです。

スイーツ部門

デカ映え部門につづく新設部門として、最後にデザートの時間「スイーツ部門」です。

なんとスイーツ頂上決戦は両者とも「プリン」

うみたてたまごプリン:【No.30】TETO-TEO
高津区溝口(650 円)

カスタードプリン:【No. 8】花冠 Le Ca fé et Salon Gastronomie
多摩区登戸(650 円)

順番は審査順。()は商品税込価格:リンクは、かわさき推しメシ各店舗ページ

TETO-TEO(てとてお)は、Made in Local(地産)がコンセプトのお店で川崎市内の農産物を使っているというのが特徴のお店で麻生区市川養鶏場の黒川たまごを使って作られた「うみたてたまごプリン」は、かためもっちり派。最大の特徴は、店での提供時プリン上にあるキャラメルキャンディチップをバーナーでキャラメリーゼ(加熱)するそうです。
注:今回は会場の関係でできなかったとのことなので、お店に行かれた方はぜひ体験してみてください。

うみたてたまごプリンを食べた市長からも「うまい!」という言葉が出てきます。審査員の方から川崎を飛び越えて「日本で上位を争うぐらい美味しいプリン」ではないかとの声もあり。

左:うみたてたまごプリンを食べた後の川崎市長と木原選手、右:カスタードプリンを審査する審査員
左:うみたてたまごプリンを食べた後の川崎市長と木原選手、右:カスタードプリンを審査する審査員

花冠 Le Ca fé et Salon Gastronomie(はなかんむり ル カフェ エ サロン ガストロノミー=以降、花冠)は、今年登戸に現れた新店。鶏卵、牛乳、砂糖、バニラのみで作られたカスタードプリンでエントリー。卵を産む鶏の飼料からこだわり、カラメルからはニッカのブランデーの香りがして「大人のプリン」として作られたもの。

熾烈を極めるプリン対決。

「川崎市内のプリンのレベルが高すぎる」ところで、「ぜひ!プリンピックの開催を」とクック井上さんからも福田川崎市長にお願いされるぐらいおいしい対決になりました。

食べて笑顔があふれるスイーツ部門。
(見てる方は「いいなー」と思ってしまう光景でした。)

軍配はどちらのお店に!?

結果発表!

の前にグランプリへの商品の説明があり、グランプリ店舗には食品サンプルの作成(つかさサンプル)や表彰プレート(日崎工業)などが提供されます。

これ以外にも販売促進

それでは、結果発表です!

2店舗決戦ですのでグランプリ、準グランプリの順にお伝えします。

一般部門

【グランプリ】よくばりベーコン ナポリタン:【No. 4】ブラッスリーほっぺ

三回目の挑戦でグランプリに!おめでとうございます。

【準グランプリ】カレーせいろ:【No. 1】酒縁さらしな

この「かわさき推しメシ」にいろんなことをして出し切って挑戦してきた酒縁さらしなに拍手を送りましょう。

実は、ブラッスリーほっぺの店主と酒縁さらしなの店主とは同じ料理学校卒業だったりするそうで不思議な縁があるものです。

デカ映え部門

【グランプリ】オモウマグロ重:【No.10】海鮮重 御殿様 宴

【準グランプリ】タワー硬焼きそば:【No. 1】餃子 太陸

デカ映えの2店舗もインパクトがすごかったですよね!

スイーツ部門

【グランプリ】カスタードプリン:【No. 8】花冠 Le Ca fé et Salon Gastronomie

多摩区登戸にすごいお店が出てきましたねぇー今後が楽しみです。

【準グランプリ】うみたてたまごプリン:【No.30】TETO-TEO

TETO-TEOの丸山さんからは準グランプリという結果にはなったが、投票期間中に従業員の方が「かわさき推しメシ」への投票を促すオペレーションを徹底してくれたことに感謝されていました。

審査員・ゲストからのコメント

今回もレベルの高い「かわさき推しメシ」の審査となりました。審査員の方も点数をつけることもつらく悩ましい時間でも、グランプリは決まっていきます。

審査員と福田川崎市長、特別ゲスト木原選手からの最後のコメント
審査員と福田川崎市長、特別ゲスト木原選手からの最後のコメント

木原選手からは、「スポーツイベント以外にも参加できてうれしかった」。福田川崎市長からは「もっともっとおいしいまちかわさきを川崎市内外に発信していければ」とコメントされました。審査員やゲストの方たちの食レポートで最終審査会に登場した6店舗に行ってみたくなりました。

最後に

表彰時にどの飲食店からも「かわさき推しメシ」にエントリー後に支えになってくれた家族や従業員への感謝投票してくれたお客様への「ありがとう」の気持ちなど話されたことが印象に残っています。

この最終審査会に出てきた6店舗は、数多くの推しメシの頂上決戦だけにこのイベントの最後まで出て来るだけでもすごいこと。

どんなお店も推し上げて「グランプリになってほしい」というのは、その飲食店が好きな人が存在して、飲食店の方もがんばれるもの。

「推しは推せるときに推せ」

とも言います。

みなさんもこの最終審査会の6店舗のみならず「かわさき推しメシにエントリーされた店舗」自分の好きな飲食店を継続して食べ歩きして発信して知られるようになります。

川崎市内のグルメを味わって「もっともっとおいしいまちかわさき」を広めていきましょう!

目指せ川崎NO.1推しメシ

かわさきAKINAI AWARD #かわさき推しメシ(外部サイト)

noteブロガー/コワーキングスペースマニア(川崎市)

とある中小IT企業ショチョー/noteブロガーとして川崎市内の情報発信を個人的にしています。本業が事業所所長にもかかわらず「コワーキングスペース」で、働くことが好きな管理職。/リモートワークプレイス予約アプリSuupアンバサダー

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