【京都市】中京区 アメリカの建築家『ヴォーリズ』の面影が「大丸京都店」の一角に八芒星や飾灯具と共に!
「ウイリアム・メレル・ヴォーリズ」という人物を知っているでしょうか?
日本で数々の建築物を手掛けたアメリカの建築家です。
ヴォーリズ建築は教会関係・学校・住宅が中心で、商業施設はもともと少ないと言われています。
京都にもヴォーリズを代表する近代建築が数々あります。
同志社大学アーモスト館、同志社大学啓明館、日本基督教団京都御幸町教会、京都工芸繊維大学KIT倶楽部、駒井家住宅、北京料理「東華菜館」などなど数々あります。
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今回は「大丸京都店」にわずかにその片鱗が残っている様子をご紹介!
ヴォ―リズは1928(昭和3)年に大丸京都店の増築時に設計を担当し、鉄筋コンクリート・6階建ての建物にり、その2階バルコニーに飾灯具が設置されていました。
「ヴォーリズ飾灯具」は高倉通に面した東壁面にある地下からの出入り口の階段室の一角に展示されています。
「ヴォーリズ飾灯具」のある階段の上には、正方形を2つ組み合わせた「八芒星(オクタグラム)」が!
ギザギザ山型アーチを含む枠に囲まれています。
1964(昭和39)年と2014(平成26)年の大規模な改修の結果、「高倉地下階段」のみヴォーリズの面影を残す遺構は存在するそうです。
京都は建築物を見ているだけでも歩くのが楽しいですね♪
大丸京都店
京都市中京区四条高倉西入ル