【さいたま市緑区】緑あふれるトラスト1号地「見沼 龍の森」
地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市浦和区・緑区)のmamieです。今回は、「見沼 龍の森」を紹介します。
先日お伝えした、「見沼龍」の近くにある、「トラスト保全地」の1つへ行ってきました。埼玉県内には、「トラスト保全地」が14箇所あります。「トラスト保全地」とは、貴重な緑や歴史的な自然環境などを公有地化して、後世にわたって保全をしていく場所のことです。14箇所それぞれ、自然を守るボランティアの方々が協力をしており、「トラスト保全地」が守り続けられています。
14箇所ある「トラスト保全地」の第1号は、なんとさいたま市緑区にあります。その名も「見沼 龍の森」。こちらが「緑のトラスト1号地」のようです(*‘∀‘)
ここへ向かうには、先日の「見沼龍」の記事で紹介した見沼代用水東縁に掛けられている「総持院橋」(そうじいんばし)を向こう側へ渡ってください。その先、1分ほど歩いた右側に「見沼 龍の森」があらわれます。
またこの辺りは、「県立安行武南自然公園」となっており、埼玉県への届け出が必要とされている行為に関する看板が設置されていました。建築などは、ここへ訪れてすぐに始める方はいらっしゃらないかと思うので、訪れた方に直結する事項をここに書かせていただきます。
〇鉱物、土石の採取
自然が守られている場所のため、珍しい鉱物を見かける方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらでの採取は事前に届け出が必要となっていますので、お気をつけください。
また、タケノコの採取も自然保護のためにおやめください。
「見沼 龍の森」の中には、柵がしてあるところがあります。柵の中には入らないようにお願いします。
もし、ゴミなどが出た場合には、こちらに捨てることはせずにお持ち帰りください。
「見沼 龍の森」には、竹や木々が生い茂り、自然の中に身を置くことができます。写真ではお伝えできないですが、夏の虫の音、風に揺れる緑の音、野鳥のさえずりなどを体感することができました。また、赤とんぼではなく、青とんぼの姿も見受けられました。
ベンチも設置されており、緑をゆっくりと眺めることもできます。こちらの写真の後ろの木の柵は、見沼代用水の東縁の木の柵になります。
☆新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、人と会話をするときなどはマスクの着用などに配慮をお願いします。
☆虫が多い場所となっています。虫刺され防止のための対策もお願いします。
☆熱中症にお気をつけください。水分補給なども忘れずにお願いします。飲み物のゴミなどが出た際は、お持ちかえりください。
「見沼 龍の森」から徒歩3分ほど、「総持院バス停」のある通りには、「たぬき」とび出し注意と、
「うさぎ」のとび出し注意の看板も設置されています。未だ、この場所でうさぎを見かけたことはないのですが、自然が守られている場所なので、もしかすると「見沼龍」のそばでうさぎも出会うこともあるのかもしれません。
「見沼 龍の森」
住所:埼玉県さいたま市緑区南部領辻2944付近
公式サイト:トラスト保全地のガイド(埼玉県ホームページ)