【堺市】シェア型書店『HONBAKO』で本から見える人とのつながりを感じる。
今回は世界遺産の仁徳天皇陵や、自然豊かな大仙公園にほど近い場所にあるシェア型書店『HONBAKO』さんをご紹介します。
”シェア型書店”とは、今全国的にも増えつつある新しい書店のかたちで、お客さんが自分の売りたい本を売りたい値段をつけて販売するのです。
こちらの『HONBAKO』さんでは、お店の壁一面に設置されている大きな書棚がタテヨコ30センチの「本箱」となっていて、この「本箱」の「箱主」となってレンタルというスタイル。
「本箱」の位置によってレンタル料が違います。一番見やすい真ん中のエリアの「箱主」さんはお店の運営会議の「箱主総会」にも参加できたり、またお店番制度などの楽しいルールや、本の売り上げからSDGsの活動を目的とする募金に参画できるなど、詳細はお店までお問合せくださいね。(ホームページのお問合せフォームから)
お店のコンセプトは「大好きな本に囲まれて、くらしをちょっと、ゆたかにする。」
もちろん、好きな本に囲まれた豊かさもあるのですが、私がお店をご訪問してまず感じたのは、その本をチョイスしたそれぞれの箱主さんたちの想いや、その本を手に取るお客さん、温かく見守る店長さん・・・といった、人とのつながりがなんだかとてもいいなと思ったのです。お話を聞いた店長さんからも、『HONBAKO』さんに関わって、集まる人たちがなぜかみんな素敵な人ばかりとおっしゃっていました。素敵な人が引き寄せられる素敵なお店、そんな雰囲気が伝わりました。
本を通じて何かを始めたい人、動きたい人、誰かとつながりたい人、あらゆるコミュニティの可能性が溢れている場所がここ『HONBAKO』ではないかなと思います。
ただし、箱主さんになるには順番待ちが必要かもしれませんので、気になる方はまずはお店をちょっと覗いてみてはいかがでしょうか?とても居心地のいい素敵な場所ですよ。
シェア型書店 makoroplan HONBAKO
〒590-0801 大阪府堺市堺区大仙中町8-2
アクセス:JR阪和線 百舌鳥(もず)駅から徒歩12分
営業日時:水・金・土・日 12:00-16:30
祝祭日:不定休