【守口市】立派な撫牛や芸能神社もある天乃神社で梅の花が咲き始めています。
先日、守口市橋波東之町2丁目にある「天乃神社」に立ち寄った時、看板のお隣に植えられている梅が咲き始めていました!(2022年3月3日現在の様子)
淡いピンク色の梅の花が境内を彩っています。
梅の花が咲いてくると、「やっぱり春が近づいてきたな」と感じるきっかけのひとつになりますね!
松・竹と並んで縁起が良い花とされている梅です!
梅と桜と桃の花は見た目が似ているので、「これは何の花なんだろう?」と思ったことはありませんか?
見分け方でまず最もわかりやすいのは、花びらの形なんだそうです。
花びらに切り込みがあれば桜、花びらの先がとがっているのが桃になります。
梅は花びらの先が丸く、幹肌は黒ずんでおり、比較的ざらついている木が多いそうです。
品種改良などで見分けることが難しい場合もあるかもしれませんが、家の近くのお花の種類が気になる時の参考にしてみてください!
「天乃神社」は、創建年代は不詳で奈良時代に創設されたと推定されており、少なくとも鎌倉時代から既に信仰を集めていたと考えられています。
1347年の四條畷の戦いで、楠木正成の子、楠木正行が山名時氏、細川顕氏等を住吉、天王寺に破り、門真や守口に陣を築き、旧地名東橋波の天乃神社を本陣としました。
守口を布陣の尖兵としての善戦もむなしく、神社社頭兵火を被りその折りの後村上天皇の御宇正平の乱でこの神社の御社殿が焼失してしまいます。
1670年当時、このあたりの地域を領有していた竹内門主親王により、祭神(さいじん・祀られている神様)である菅原道真公の木像を授けられ、社殿を改築したといわれているそうです。
合わせて、素戔嗚尊・誉田別命も授けられ、ご祭神に三柱をお祀りする神社です。
・素戔嗚尊(すさのおみこと):八坂神社のご祭神
・誉田別命(ほむたわけのみこと):別名応神天皇で八幡宮のご祭神
・菅原道真(すがわらのみちざね):北野天満宮のご祭神
社務所前には大きな撫牛(なでうし)があり、今にも立ち上がりそうな感じで目力が迫力あり、撫でるのも勇気がいりそうですね。
道開き芸能神社も鎮座しており、凄い神社なんです!
皆さんも由緒正しき「天乃神社」で梅の花を見て、一足先に春を感じてみてはいかがでしょうか?
【天乃神社】
住所:大阪府守口市橋波東之町2-11-18