【葛飾区】バウムクーヘン専門店「Toki Tokyo Baumkuchen」新小岩の小さなドイツ
バウムクーヘン、って結構なじみのあるお菓子ですよね。
3時のおやつの定番で、ぶ厚いのを豪快にかじる派、層を一枚ずつ剥いで食べたい派…とか、食べ方に独自のこだわりがあったりして。
その定番おやつの専門店が新小岩にできた! ということで、深く考えもせずお店を訪れました。
が、そこにはねこらーまんの知らない世界が…初めて知る「ドイツバウムクーヘン」に魅了されました♪
2022年10月22日(土)「Toki Tokyo Baumkuchen」オープン!
わぁ、かわいい!
区立小松中学校のお隣に、ミントグリーンのかわいいテントを発見です。
外にはベンチと黒板が出ていて、窓からはお店の方が作業する姿が見えます。
こちらの窓から買うのかな? と思ったのですが、
「お店の入り口はそちらなんですよ~。」
あ、ですよね~(笑)。
というわけで店舗入り口へ。ストライプのテントに窓枠もみんなグリーンで、おしゃれです。
店頭の黒板をもう一度よく見ますと、わぁほんとにバウムクーヘンだけなんだ!
ミニバウム250円はいいとして、ドイツバウムの量り売り(50g/380円~)…バウムクーヘン、量り売りってどういうこと???
とちょっとしたクエスチョンマークを残しつつ、店内へ。
わ~これ、見たことあるやつだ!
テレビの旅番組とかで出てくる、長~いバウムクーヘン! なんか、オブジェみたいですね。
その上に飾られた写真は、どうやら外国のお菓子屋さんでの修行の様子?
「そちらは、私がドイツにバウムクーヘンの作り方を勉強しに行った時のものなんですよ。」
お店のおねえさんが教えてくれました。バウムクーヘンを焼かれている、オーナーさんですね!
「ウチのバウムクーヘンは膨張剤などは一切使わない、ドイツバウムの伝統的な作り方で焼いているんです。」
お話してくださったオーナーさんは、もとパティシェだったそうです。いろんなお菓子を作ってこられて、たどり着いた先はすごくシンプルなお菓子だった、というわけなんですね。
「そうなんですよ~(笑)。」と、朗らか~♪
量り売りのドイツバウムと、ちびっ子のおやつにミニバウムをいただきます。
ドイツバウムはその場でカットしてくれるのですが、えっ、そんな切り方するんですか?
一本の太い幹状のバウムクーヘンを、ランダムにそぐようにしてカットされます。輪っかにしないんだ?
「本場のドイツでは、もっとうす~く切っていただくんですよ。」
え~っ、初耳!! バウムクーヘンって、薄切りにして食べるものだったんだ!?
ねこらーまん、初めて知りました(汗)。
ちなみに定番のかたちのミニバウムは、ドイツバウムとは生地から作り方を変えているそうです。食べ比べてみると面白いかも!
というわけで今日のおやつはバウムクーヘン。オーナーさん、いろんなお話ありがとうございました!
かみしめればじんわりやさしい ドイツの伝統の味
さて早速おやつタイム。いただいてきたのはこちら!
保存料なども使っていないので、お早めにお召し上がりください、とのことでした。
おまかせください、秒でなくなりますよ(笑)。
「ドイツバウム」はこんな感じでカットされています。ちょっと珍しいですよね。
では一口…。
わぁ、しっかりしてる!?
日本でお馴染みのバウムクーヘンって、もっとふわふわでカステラやケーキに近いですよね。
そう思っていただくと、このドイツバウムはまったく別の食べ物。かみしめればかみしめるほど、じんわりと優しい甘み、たまごの風味、小麦の香りが口いっぱいに広がります。
薄切りにしていただく、という意味がなんだか分かった気がする…これは初めての感じ。おいしいです!
そしてちびっ子が食べているミニバウムを、横から「一口ちょうだい」攻撃!
あ、こちらはもっとおなじみのバウムクーヘンに近い感じかも。でもふわふわ甘ったるい、ケーキのような感じは一切ないです。素朴で優しいおやつですね。
う~んどっちもおいしい! 少し駅から歩きますが、またわざわざ寄ってみたいな~なんて思う「Toki Tokyo Baumkuchen」さんでした。
Toki Tokyo Baumkuchen
所在地:東京都葛飾区新小岩4-31-12
営業時間:12時〜17時(売り切れ次第終了)
定休日:月・火曜日