冬の車中泊は無理じゃない?寒さ対策で乗り越えたリアルな記録
こんにちは!私たちはアメリカのスクールバスをDIYで改装し、「旅するワンルーム」として日本中を巡っています。四季折々の美しい景色を楽しみながら暮らすこの生活ですが、冬になると一気にハードルが上がるのも事実。特に初めての冬の車中泊は、寒さ対策が甘すぎて「もう無理かも…」と諦めかけたほど。
今回は、そんな私たちが試行錯誤してたどり着いた冬の車中泊対策を詳しくご紹介します!
寒さの現実:車中泊を諦めかけた初めての冬
冬の車中泊がどれだけ過酷かを甘く見ていました。バスの中は鉄板に覆われているので、外気温をそのまま受けやすく、寒波が来ると車内温度はなんとー5度に。まるで冷凍庫です…。
初めての冬、何も準備していなかった私たちは震えながら夜を過ごし、「これ以上は無理かも」と車中泊を諦めかけました。しかし、「快適な冬車中泊」を目指して試行錯誤を開始します!
試してみた寒さ対策:失敗と成功の記録
冬を乗り切るためにさまざまな対策を試してみましたが、正直なところ失敗の連続でした。それでも少しずつ改善し、最終的には快適な車内環境を作り出すことができました!
1. 着る毛布(ニトリ)&あったかソックス(ワークマン)
冬の寒さ対策といえば、まず思いつくのが保温アイテム。ニトリの着る毛布を導入し、ワークマンのあったかルームソックスで足元をしっかり保護しました。
- 良かった点:体が直接冷えるのを防げる。
- 課題:車内全体の冷たい空気には勝てない…。
2. 電気毛布を試してみた
「これならいけるかも!」と思ったのが電気毛布。でも実際に使ってみると、温かい布団の中は快適でも、空気が冷たいままでは落ち着かず逆にストレスを感じる結果に。
- 良かった点:局所的に温かい。
- 課題:結局、顔や空気の冷たさには耐えられない…。
3. 最終的な答えは“石油ファンヒーター”!
いろいろ試しても満足のいく結果が出ず、思い切って導入したのが石油ファンヒーター。これが大正解でした!
- 一瞬で車内が暖まるので、マイナス5度の環境でも一気に快適に。
- スクールバスくらいの広さなら十分な暖房能力。
石油ファンヒーター使用時の注意点
快適になった一方で、注意すべきポイントもいくつかあります。特に重要なのは換気と灯油の扱いです。
換気は絶対に忘れない
石油ファンヒーターを使用する際は、必ず換気を行っています。排気ガスが車内にたまらないよう、小窓を少し開けたり、外気を取り入れる方法を確保しています。寒いからといって完全に密閉してしまうのは絶対NG!※我々のスクールバスはそもそも至る所が隙間だらけなのであまり問題ないです。
灯油の管理もしっかり
灯油タンクは、走行中に倒れないように固定。匂いや漏れがないかも常に確認しています。走行中にファンヒーターを使うことは絶対にしないルールも徹底しています。
冬でも快適な車中泊生活が可能に!
石油ファンヒーターを導入したことで、私たちの冬の車中泊生活は劇的に快適になりました。まさに「一瞬で暖かい」のが魅力で、厳しい寒さの中でも安心して旅を続けることができています。
いかがでしたか?
今回は、冬の車中泊における寒さ対策について、実際の失敗談と成功談を交えてご紹介しました。初めての冬は本当に厳しいものでしたが、対策を見つけていくことで、今では冬も快適に旅を楽しめています。
もしこれから冬の車中泊を考えている方がいれば、ぜひ石油ファンヒーターの導入や換気対策を検討してみてください!安全をしっかり確保しながら、冬の絶景と温かい車内を満喫してくださいね。