【京都市】『三十三間堂』で「楊枝のお加持」&「大的大会(通し矢)」で無病息災・疫病退散祈願
1月16日の寒い京都にある『三十三間堂』で「楊枝のお加持」と「大的大会(通し矢)」が行なわれました。毎年1月15日に一番近い日曜日に「楊枝のお加持」と「大的大会」が行われ、当日は境内が無料解放、本堂の拝観も無料となります!
江戸時代の「通し矢」にちなむ大会で、全国から晴れ着姿や袴姿の人たちが集まり華やかです。
若人的を射抜き、老壮加持以て痛み抜くと言われ、毎年新春恒例の行事として報道されている「三十三間堂の通し矢」ですが、昨年は残念ながら中止となりました。今年は無観客開催で行われました。
お守り授与所では、お守りはもちろん破魔矢などお販売されていました。
平常は拝観料がかかりますが、この日は無料開放となります。
境内には1001体の千手観音菩薩立像と二十八部衆の像があります。二十八部衆は、千手観音の眷属28体からなる群像です。風神雷神像の姿もあります。
昨年は、野外で行われていましたが、今年は境内で「三十三間堂楊枝のお加持」が行われてました。「三十三間堂楊枝のお加持」は、聖樹とされる「楊枝・やなぎ」で、祈願した法水を参拝者に注いで、諸病を除くというものです。無病息災、特に頭痛に効くと伝えられてます。
新春の門松にも、大的大会にちなんでか、弓矢が飾られていました。
来年は、平常通りの「楊枝のお加持」と「通し矢」が行われることを願いながらお参りさせてもらいました。
三十三間堂
〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻町657.
TEL (075)561-0467