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【浜松】スズキ初代アルト「47万円」のインパクト、浜松駅に展示。これは見ておくべし

たまちゃんライター(浜松市)

今では車といえば、最低でも100万円。そして高いもので言えばキリがないが、高級車といえば500万円〜1,000万円以上にもなります。なにゆえ、とにかく価格が高くかつ魅力的であるといえます。わが町「浜松市」では言わずとしれた「スズキ自動車」がある車社会の町。そんなスズキ自動車誇る、名車「アルト」の初代モデルが浜松駅に展示されております。

コンコースに「初代アルト」が展示されている

初代アルト
初代アルト

ご存知、浜松駅の新幹線コンコース。この場所には浜松が誇る企業の商品が展示されており「YAMAHA」「河合楽器製作所」そして「スズキ自動車」が展示されております。

ただし展示ブースは2社のみですので、それぞれの企業がローテーションで入れ替わるというシステムとなっております。

現在は「スズキ自動車」と「河合楽器製作所」が展示されております。

そんな中「スズキ自動車」では、新型アルトとともに、妙にレトロで懐かしい車が7月12日より展示されております。

初代アルトが展示されている

初代アルト
初代アルト

なんと初代アルト(SS30V/40V型)が展示されているのです。

初代アルトといえば、当時60万円以上が相場だった車の価格を一気に下げ「47万円」で販売した、伝説のモデル。その初代モデルが展示されているのです。

初代アルト
初代アルト

また鈴木修氏が、社長就任後初めて陣頭指揮をとった商品でもあり、徹底的なコストダウンのテクニックが見受けられます。

確かにフロント部分は異様なほどシンプル。

展示車は、窓も取り外されており、内部を確認することができます。1979年に発売されたこのモデルは、47万円のインパクトとともに「スズキ自動車」の名を世間に轟かしました。

その後各社が追随するカタチで、小型モデルの車をリリース。まさしく、庶民の車ブームの火付け役となりました。

(筆者も親戚のうなぎ屋さんの車がこのアルトだったのを覚えております。)

初代アルト
初代アルト

ちなみに、新型アルトの価格はさすがに47万円とはいかず、94万円ほど。2倍近くにはなっているのですが、それでも軽自動車のなかでは、驚異的な低価格。当時の思いを引き継いでおります。

展示は来年6月末まで(河合楽器製作所とスズキ自動車)ですので、時間がある方はぜひ、この「ものづくりの町 浜松」を肌で感じてみてください。

ライター(浜松市)

静岡県浜松市のライターです。浜松市の魅力を発信します!

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