【大阪府豊中市】埴輪も合掌造りも!豊中にちなんだ銘菓が並ぶ1937年創業の老舗和菓子屋
豊中駅西側一帯から大量に発見された埴輪。服部緑地公園には、飛騨白川郷の合掌造りの民家が移築復元されています。
国道176号線沿いにある和菓子屋『杵屋末広』では、豊中にゆかりのある和菓子が並んでいました。
お店の様子
阪急宝塚線「岡町駅」、「曽根駅」より徒歩10分。創業は1937年で、現店長は3代目になります。
創業以来この場所で製造、販売を営んでいて、建物の一部は当時のままだそう。
広々とした店内には、情緒溢れるいすが置いてありました。注文を受けてから作ってくれるお菓子もあり、いすに座ってゆっくり待つことができます。
和菓子
季節を問わず食べられる、定番のお菓子から気になったこちらを購入。
左下から反時計回りに「合掌最中」(248円)、「豊中音頭」(189円)、「踊るはにわ」(248円)。
「合掌最中」と「豊中音頭」は、注文後に作ってくれるので、作り立てが食べられます。
合掌最中
服部緑地公園内にある日本民家集落博物館には、岐阜県の飛騨白川郷の合掌造りの民家が移築復元されています。「合掌最中」は、合掌造りを模して作られた最中です。かわいい形に思わず購入してしまいました。
見ての通り、ぎっしりと北海道大納言小豆が詰まっています。なんと80gも入っているそうです。
あんこは粒あんで、甘さ控えめ。最中の皮は厚めで、しっかりとした歯ごたえ。中身も皮も食べ応えがありました。
豊中音頭
「薄種」で求肥餅をサンドしたお菓子。
「薄種」は名前の通り薄く、とても繊細。口の中ですっと溶けていきました。
求肥餅には、上品な甘さのこしあんが入っています
踊るはにわ
生地は、お店の独自製法によって焼かれたトラ柄ならぬ“トラ焼き”。しっとりとしていました。
中には粒あんと生クリームが入っています。粒あんは甘さが抑えられていて、生クリームの甘さとのバランスが良かったです。
冷凍保存が可能で、アイスクリーム感覚で半解凍にして楽しまれる方もいるそう。
豊中育ちの筆者ですが、埴輪も合掌造りもなんとなくしか知らず…。和菓子を通して勉強ができ、少し詳しくなれました。話のタネにもおすすめの豊中土産です。
詳細情報
店名:杵屋末広
住所:豊中市南桜塚1-4-2
電話番号:06-6852-4041
営業時間:10:00~17:30
定休日:水曜日
アクセス:阪急宝塚線「岡町駅」・「曽根駅」より徒歩10分
HP:杵屋末広
※価格は全て税込みです。