【北九州市小倉北区】女将さんの楽しい会話と家庭料理「あすか屋」は時間を忘れる癒しの隠れ家的居酒屋
三萩野のバス停すぐのローソンから市民球場へ向かって歩くと道路沿いに「あすか屋」の黄色い看板が見えてきます。
「あすか屋」は古き良き昭和の香りも漂う大衆居酒屋。
地元の常連さんが、仕事疲れを癒しに訪れる隠れ家的存在です。
陽気な女将さんと楽しい会話
長い間水商売を経験してきた女将さんは、陽気で大きな笑い声が魅力。自称「表裏のない性格」でお客さんともざっくばらんで余計な忖度はありません。
それなのに憎めないのは女将さんのお人柄でしょうか。常連さんもそのあたりはよくわかっているようで、店内は笑いの絶えない楽しい雰囲気です。
スタッフ屈託のない話し方で女将さんと接しています。テンポの良いやりとりはまるで親子のようなほほえましさです。
個性あふれる一品料理が疲れた心にしみる
店内は数人座れるカウンターと奥に小上がりがあります。家庭的でこぢんまりとした居心地の良い空間です。
メニューはバラエティに富んでいて、冷やっこやベビーハムのお手頃一品料理から、焼き魚やコロッケなどの家庭料理まで20種類以上。
まるで、自分の実家に帰って母親の作る品々でお酒を飲んでいるような懐かしい感じです。
お通しがお刺身?ステンレスタンブラーが嬉しい
生ビールを注文すると、ステンレス製のタンブラーに注がれて出てきました。グラスだと表面に水滴がついてテーブルが水浸しになるのが気になるそうです。
ステンレスだと水滴もつかず最後まで冷えたまま味わえるので嬉しい心遣い。なんと、お通しにカワハギのお刺身が出てきました。家庭料理といいながらの贅沢な一品。
甘い白身魚の刺身と冷えたビールがよく合います。
肉じゃがコロッケは家庭の味
最初に注文した料理は肉じゃがのコロッケ。甘辛い味が付いているのでソースなどをかける必要はありません。
優しい煮物の旨みが口に広がり、溶けたチーズの香りが合わさってものすごく旨い。そして懐かしい味ですね。
少し焦げ目の付いた焼き魚も最高
サバの西京焼きも注文しました。良いあんばいに焦げ目のついた表面は香ばしくてカリっとした食感。西京味噌の旨みも絶妙で美味しい。
カウンターにポン酢酎ハイと書いたPOPが貼ってあったので、二杯目に注文しました。酎ハイにレモンとは異なる柑橘系の香りがしてお酒がすすみます。
楽しい会話で時間も忘れる
話をしているといつの間にか時間が過ぎていました。女将さんいわく「スナック感覚で楽しめる居酒屋にしたい」とか。常連さんの多い店ですが、1人で訪れてもいつの間にか隣のお客さんと友達になれてしまい、楽しい雰囲気についつい時を忘れる。そんな大衆居酒屋でした。
お食事ダイニング あすか家
住所:福岡県北九州市小倉北区三萩野1-8-20
アクセス:三萩野バス停から歩いてすぐ
営業時間:18:00~22:00(お客さんの状況で早く閉めることもあります)
定休日:不定休
予算:3500円~4500円