【袋井市】大河ドラマ「どうする家康」で話題! 木原に家康公が腰掛けたと言われる石がある神社をご存知?
大河ドラマ「どうする家康」が評判ですが、袋井市にも家康公に関係する場所があります。県道413号線から1本北へ入った、車通りが少ない道。こちらの道を行くと閑静な木原の住宅地の中に、「許禰(こね)神社」(木原権現社)があることをご存知でしょうか。
徳川家康公が腰かけたと言われる石があります。
正面には、徳川家康公ゆかりの神社である記す標識がありました。
すぐ左側(東)には、徳川家康公腰掛石があります。関ケ原の戦の勝利祈願のため、こちらに来られた際に、腰掛けた石と言われているそうです。家康公はこちらでどんな気持ちで、祈りをささげたのでしょうか。大きな戦の後の天下太平の世を願ったのかもしれませんね。
神社の由来は
そしてこちらの神社の歴史は古く、看板によると、かつては木原権現社と呼ばれ、古代末期に創建されたと考えられているそうです。木原権現社神主をつとめられた木原家には、「木原権現由来記」という全長17メートルもある巻物が残されていて、由来記には、ある日、木原の子供に熊野の神がのり移り、この地に熊野の神を祭れば、洪水を防ぎ、穀物の実りを豊かにするお告げがあったとのこと。
天災に苦しんでいた村人は早速に熊野の神を祭り、これが木原権現社の由来と記されているとのことでした。歴史がある神社であることが分かります。
平和を感じる境内
奥へ進むと、「平和五十年をむかえる(かえる)」カエルの石像がありました。
置き御朱印がありました。訪問の記念に、是非いただきましょう。
さらに奥は児童公園にもなっています。
家康公と平和の神社
静けさを感じる境内で、平和の尊さを感じます。大河ドラマ「どうする家康」が話題となっていますが、袋井市にもゆかりのある神社があります。平和の静けさを感じながら、歴史を感じられる場所ですので、近くに来られた際には、是非、立ち寄ってみて下さい。
「許禰(こね)神社」(木原権現社)
袋井市木原278