【京都市】右京区 「蚕ノ社」と知られる「木嶋神社(木嶋坐天照御魂神社)」で「神幸祭」が開催♪
木嶋神社(蚕ノ社)のお祭りが10月12日と13日に行われます。
10月12日(土)に宵宮があって、翌13日(日)が神幸祭です。
13日には、氏子町を神輿が巡行する神幸祭が行われ、このエリア一帯がお祭りムードに包まれます。
神仏習合の慣習が残っているのか、「広隆寺」まで神輿は担がれます。
さすが、「秦」氏の字も見られる神輿です。
「太秦」エリアは、秦氏にゆかりのある土地です。
『高津商会』の本社がある斜め前にある「広隆寺」さんも、秦河勝ゆかりの寺です。
・603年、秦河勝は広隆寺を建立。
・701年、秦忌寸都理(はたのいみきとり)が松尾大社を建立。
・712年、秦伊呂具(はたのいろぐ)が伏見稲荷大社を建立。
御神輿(大神輿)は江戸時代に、広隆寺によって作られたと聞きました。
「三柱鳥居」があることでも知られる「蚕ノ社」、秦一族は景教(キリスト教の一派ネストル教ー約1300年前に日本に伝わる)とも通じていたと伝わります。
三柱鳥居(みはしらとりい)とは、三つの石柱で組まれた全国でも稀有の鳥居です。
緑がいっぱいの「蚕ノ社」。
「神幸祭」では、氏子150名を超える担ぎ手(輿丁)がご奉仕されます。
13日の式典は、8:40からの予定。
木嶋神社の神様の御霊を御神輿に移す神事から始まります。
木嶋神社は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を主神として、全五柱を祀られています。
広隆寺さんを経て、木嶋神社に着輿 15:30予定だそうです。
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映画の街、「太秦」で昔から続くお祭りを通して、歴史の一部を垣間見れるのが嬉しいですね。
蚕の社(木島坐天照御魂神社)
住所:京都市右京区太秦森ケ東町50-1
電話:075-861-2074
境内参拝自由