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2023/8/11開催「三国花火大会」、6/19有料観覧席発売!海を染める圧巻のスターマイン&二尺玉

やた香歩里花火鑑賞士な旅ライター

北陸有数の規模を誇る、福井県坂井市の「三国花火大会」。三国港を舞台に、北陸では珍しい二尺玉などの大玉花火を始め、迫力ある花火大会が楽しめます!

【第41回三国花火大会 開催概要】
開催日時:2023年8月11日(金)19:30~20:30
※荒天の場合は8月12日または13日に順延
開催場所:福井県坂井市三国町

「北陸最大級」は伊達じゃない!豪華なスターマインに迫力の二尺玉

北陸最大級の呼び声の高い「三国花火大会」。打上時間は1時間程度と短めながら、音楽に合わせて花火が上がる「音楽スターマイン」や、海上に広がる水中花火、夜空に大きく広がる二尺玉など、充実したプログラムが楽しめます。

※花火大会の内容は2022年開催時を参考にしています。2023年には変更があるかもしれませんのでご了承ください。

打ち上げを担当するのは、長野の老舗煙火店、伊那火工堀内煙火店。各地の花火競技大会での受賞歴を誇る高い技術もさることながら、音楽つき花火のエモーショナルな表現や均整のとれた美しい二尺玉など、各地で花火ファンを魅了しています。

地元のみならず、三重県の「桑名水郷花火大会」、秋田県の「能代の花火」、山形県の「赤川花火大会」、大阪府の「なにわ淀川花火大会」などでもプログラムを披露しています。

真っ暗な夜空のスクリーンに上がる鮮やかなスターマイン(速射連発花火。短時間にたくさんの花火を連続して上げる方式)は、音楽とのシンクロも小気味よく、会場がヒートアップ!

ドン!と開発音が腹に響く二尺玉は、花火玉の直径が約2尺(約60cm)ある大玉花火。尺玉(直径約30cmの花火)までは比較的あちこちの花火大会で上がりますが、二尺玉以上になるとぐっと打ち上げる花火大会は減ります。

上空500m近くまで上がり、開く花火の直径も約500mという大玉花火は、まさに大輪の花。

そして水面で半円に開く水中花火も!

斜め打ちの花火なども、まさに海の花火の醍醐味。海面も鮮やかに染まります。

さらに三国花火大会では、二尺玉の水中花火もあります。

水中で開く大玉花火は全国でも少なく、来るとわかっていても、思わず声が上がる迫力!これぞ三国花火!

そして畳みかけるように花火が上がるフィナーレも圧巻!

有料観覧席について

有料観覧席は、三国サンセットビーチエリア、九頭竜川ボートパーク、米ヶ脇区道観覧席の3つのエリアに設置されます。

このうち、米ヶ脇区道観覧席は1人用ガーデンチェア席のみ、三国サンセットビーチエリアと九頭竜川ボートパークはイス席や階段席など数種類の座席が販売されます。

写真は2022年開催時の三国サンセットビーチエリアです。花火が正面に見えますよ。

階段席はリーズナブルですが、前の人の頭が目の前に来ないので見やすく、座っていても楽なのでおススメです。

発売日は2023年6月19日(月)AM10:00からとなります。

詳細は公式サイトにてご確認ください。

アクセスについて

えちぜん鉄道三国港駅から徒歩約10分と、平常時であれば近いのですが、混雑するので20~30分かかると思っておきましょう。

なお、公共交通機関はえちぜん鉄道に集中するので、大混雑します。

特に、始発の福井駅からではなく途中駅から乗る場合は、時間帯によっては満員で乗れないこともあるので、会場まで近いからと安心せず、早めに会場に向かうことをおすすめします。
なお、有料観覧席の当日の入場は15時からとなっています。

行きはそこそこ分散されますが、帰りは全員が一気に駅に向かうので、駅前に長蛇の列ができます。2022年は例年に比べ人出は少なかったようですが、それでも駅前の行列に並んでから乗車できるまで1時間ほど待ちました。

えちぜん鉄道を利用する場合は、終演後なるべく早く帰り支度をして速やかに駅に向かうほうがスムーズに帰路につけると思います。

宿について

三国港周辺にも旅館や民宿がありますが、これから予約するのはかなり難しいです。

近隣であれば芦原温泉にはたくさんの宿があり、6/18現在でもまだ予約できる宿があるようです。
ただ、花火大会に行くとなると夕食がとれないなど、宿泊プランと合わない場合や、えちぜん鉄道の駅からは遠い宿もあるので、それらの点をよくご確認ください。

なお芦原温泉のある あわら湯のまち駅から三国港駅まではえちぜん鉄道で4駅・約10分です。大変近いのですが、前述のようにすでに列車が満員で途中駅からの乗車が難しくなることがあるので、行きは早めに会場に向かうことをおすすめします。

えちぜん鉄道始発の福井駅周辺にも宿が多く、6/18時点でまだ予約できる宿がありますが、数はかなり少なくなってきているのでお早めに。

福井駅から三国港駅までは50分近くかかりますが、始発駅なので混雑する時間帯でも乗車することはできると思います。立ちっぱなしになると、時間がかかる分ちょっと辛いですが、始発駅から終点まで乗りっぱなしで、乗り換えの心配がない点は楽だと思います。

真っ暗な海を背景に輝く感動の花火をぜひ!

第41回 三国花火大会公式サイト

花火鑑賞士な旅ライター

宮崎生まれの大阪育ち。人生の約半分を京都で過ごし、現在は千葉在住。もとからの旅好きが、関東移住を機に花火にはまり、旅の目的に花火鑑賞が加わりました。遠くへの旅行も好きだけど、身近なお出かけも好き。どこかで見た素敵なものを、誰かに伝えたい。知って欲しい誰かと知りたい誰かを繋ぎたい。日本酒ナビゲーターで温泉ソムリエで花火鑑賞士な旅人。

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