食のテーマパークの、ワクワクする空間

お店は、大名ガーデンシティの2階。エスカレーターを登って右手の突き当たりにあります。お店に向かうと見える「西村や」が幻想的な空間。

スタイリッシュかつ、ワクワクを感じさせるお店の入り口を進むと真逆のホワイト系の落ち着いた空間。

のれんの奥、店内に案内してもらいました。

店内は、テーブル席と厨房を囲むL字のカウンターで構成されていました。

カウンターに案内をしてもらって、メニューを選びます。

今回事前にインスタグラムから予約をしていたので、ワンドリンクサービスでプレミアムモルツを1杯頂きました。

※当日そのまま来店よりも、事前のインスタグラム予約がおすすめです。

店員さんの、お客さんへの声が心地よい店内。

カウンターもテーブルも広めで、ゆったり過ごせます。

西村やのミニコース(税込2,500円)で堪能するランチの時間

ミシュラン1つ星「西村貴仁氏」監修のコースで、お昼のミニコースを注文。

前菜が6種と選べるニシムラ麺に新潟産コシヒカリの炊き立てご飯とデザートのコース。

前菜6種のオープニング

プレモルを飲みながら、お店の雰囲気に浸っていると最初に運ばれてきたのは前菜。
気になる器の上には、春巻きとクロックマダムに生ハム。

どれから食べようと、どれもが気になる見た目に“食のテーマパーク”の表現に納得しながら、頂きました。

麺を食べにきて、前菜を食べれる嬉しさと想像以上の軽めの仕上がりの前菜を堪能しながら、容器の蓋を開けるとさらに3品。

マリネやラペなど、食べやすいお野菜やお魚を楽しむ小鉢。味はどれも、丁寧に仕上げられていました。

お楽しみのニシムラ麺

そのあとに運ばれてきたのは、ニシムラ麺。

3種類から好きなものが選べるのですが、私は1番人気のポークくりーみー(西村流とんこつ)をお願いしました。

ラーメン？と思わせるような、美的一杯を目の前にワクワクが止まらない気持ちを抑えて、一応撮影。
それから頂きました。

麺はもち麦を使ったオリジナルの中太麺で、珍しいが重くなくスープによく合っています。豚骨ながらも、和風の出汁も使用されているので深みと落ち着く味を感じます。
チャーシューも2種類。とろとろの豚肩ロースと鶏燻製チャーシュー。
贅沢な1杯です。

落ち着く豚骨スープで最後まで楽しみたい思いを辛抱しながら、西村流の楽しみ方も楽しみたいと思い、別世界への道へ。

テーブルにあるばるめざんチーズで次を楽しみました。

チーズを入れると、一気にクリーミーな風味と麺がマイルドに!これは、面白いと思いながら残り少なくなった麺に、3種類目のお楽しみ青唐辛子をベースにした辛味オイルを投入しました。

そしたら、これはこれで面白い。辛すぎない程よい締まった味が、1杯目のような気持ちにしてくれます。

麺を楽しんだあとは、スープでリゾット。ご飯は、ホーロー鍋で炊き立てを楽しめます。炊き上がりには、お鍋を持ってきて炊き立てのお米の香りを楽しめるおもてなしも!

本当はご飯だけでも甘さを感じられ、美味しいごはんです。が、ご飯にスープを入れて、チーズをたっぷりで頂きました。

麺を食べたと思えない、コース仕立てが流石だと感じるリゾットを楽しみました。

手土産にもおすすめ、最後はデザート

最後は、ニシムラのチーズケーキとひとくちバターサンドに可愛らしいコーヒーが運ばれてきました。

バターサンドは個人的にずっと食べてみたかったお楽しみ。
ミニサイズがまた可愛くて、食べるのがもったいないくらいのコロンとかわいらしい風貌。食べると、濃厚なピスタチオとしっとりしたサンドがイイ味。そこに、クランベリーの強目の酸味がよいアクセントになって面白い仕上がり。

ミニではなく、手土産用に購入もできます。

チーズケーキは、思ったよりもあっさりしていて柔らかくとろけるような口触りでした。

コーヒーも想像通りの、いいもので大満足の食のテーマパークの時間を過ごせました。

カジュアルなイメージのある店内の様子ですが、料理やお店のスタッフの接客によりゆったりした時間が過ごせます。

福岡らしい、パンチの効いた豚骨ラーメン屋さんもいいですが

時には、ニシムラ麺を含むコース仕立てのランチを楽しみに“西村や”に出かけてみてください。

店舗詳細情報