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【函館市】定番のお土産ではありますがすぐに食べずにまずは確認をお願いします。

Nagare〆地域ニュースサイト号外NETライター(函館市)

こちらは「函館 千秋庵総本家 宝来町本店」です。

1860年創業の老舗菓子店で、函館山のふもと、函館市電「宝来町」電停のすぐそばにあり、目の前には高田屋嘉兵衛の大きな像があります。

「千秋庵」の発祥の地が函館だということはご存知でしたか。

「千秋庵」は、1860年に秋田藩士だった「佐々木吉兵衛」が日米和親条約の開港で沸く函館で菓子売りを始めて創業されたそうで、「千秋庵」という店名も秋田を懐かしむ思いが込められているそうです。

店内には、地元の素材を使った和菓子が並び、大正時代から使われている壁掛け時計や、昭和初期に作られた店周辺の地図などもあります。

大正時代から受け継がれている「どらやき」や和洋折衷のおせんべい「元祖 山親爺」などが人気のお店です。

「元祖 山親爺」は、1930年に4代目が作り販売されてから、今も販売され続けているロングセラー商品で、幕末に開港し洋風文化が早く伝わった函館らしい、販売され始めた当時としては珍しかった厳選されたバターと水の代わりに使ったミルクを使用した洋風のお煎餅です。

「山親爺」という名前は、熊の愛称だそうで、昭和の初めから変わらないヒグマがスキーを履いて鮭を背負った姿がレリーフ上に浮き上がっている北海道らしいお菓子です。

クッキーとは違ったパリッとした口どけが、ほどよく後を引く風味で、日本茶はもちろん、コーヒーや紅茶にもよく合います。

現在の「山親爺」のパッケージは、昔ながらの黒い缶に入ったもののほかにクリーム色の丸缶や箱やバックに入ったものがあり、お煎餅表面の熊の立ち姿のデザインは2種類あるそうですので、食べる前に探してみてください。

店舗情報

函館 千秋庵総本家 宝来町本店

住所:函館市宝来町9-9    
電話番号:0138-23-5131    
営業時間:9:30~18:00  
定休日:水曜日

地域ニュースサイト号外NETライター(函館市)

北海道函館市在住。地域ニュースサイト号外NETで函館市(渡島支庁)のライターをしています。函館をはじめとした渡島管内の観光地の紹介も交えつつ、地元ならではの渡島管内のさまざまな話題を発信できたらと思っています。よろしくお願いします。

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