【住居侵入事件】突如現れた害獣の襲撃に追い詰められた家族が、撃退のために選んだ必殺の手段とは?
前回までのあらすじ
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パンを食い散らかしたのはネズミの仕業だ。そう言い切る母に半信半疑の作者だったが、その後実際にネズミに遭遇してしまい…
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最初から読みたいぞ!という方はコチラの第一話からどうぞ!
この続きが読みたいぞ!という方はコチラの第四話へどうぞ!
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こんにちは、ニシムラマコジです。前回母からパンを袋ごと食い散らかしたのがネズミの仕業だと聞いて、半信半疑だった僕。ところが次の日、実際にネズミが疾走する場面を目の当たりにして、僕は母の言葉が正しかったことを知り、腰を抜かしそうになるほどビビりました。そしてこの日以降、ネズミの出現頻度がどんどん増えていったのです。
奴らはちょっとでも食べられそうな物があれば平気で食いやがるし、家の中を縦横無尽に駆けめぐるしで、我が家はあっという間にネズミに支配されてしまいました。いつ訪れるかわからない奴らの襲撃に怯えながら生活することは、筆舌に尽くしがたい恐怖でした。ドラえもんを見る度、「ネズミが怖いなんて、甘っちょろい野郎だぜ」などと思っていた僕ですが、もはやそんな考えは微塵もありませんでした。ネズミを恐れるあまり、家ごと爆弾で吹き飛ばそうとした彼の気持ちは痛いほど分かる。今ならのび太以上にドラえもんと親友になれる…そんな気がしました。
でも…ドラえもんの気持ちがわかったところで何もなりませんし、ネズミを吹き飛ばす爆弾もありません。このままではまずい…。我が家の我慢は、早くも限界に達しようとしていました。そんな時…
ついに、母親が立ち上がりました。ネズミを成敗することを決意し、どこからか、ゴキブリホイホイのネズミ版のような、粘着シートを買ってきたのです!なるほど、そいつがあれば、いくらすばしっこいネズミと言えど、ひとたまりもないはずだ。僕の心は、にわかに期待で膨れ上がりました。速攻でそれを家の至る所に仕掛け、ネズミが引っかかるのを心待ちにしました。そして…その日はすぐにやって来たのです!ところが…
その粘着シートは、僕の心にさらなる恐怖を植え付けました。果たして僕の身に何があったのか!?何やら不穏な空気が漂い始めましたが…まだまだ長くなりそうですので、続きはこちらの第四話からどうぞ!
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■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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