東京都台東区日本堤にある湯どんぶり栄湯さんで2023年7月1日にあるイベントが開催された。
それは粋メン（メンズデイ）だ。

このメンズデイでは、2023年7月1日9時から12時まで男性だけが男湯も女湯も入ることができる湯どんぶり栄湯の限定イベントだ。

専用フォームから申し込みをした37人が湯どんぶり栄湯さんに集い、贅沢な3時間を堪能した。

東京都台東区日本堤にある「湯どんぶり栄湯」

今回メンズデイを開催した湯どんぶり栄湯さんは東京都台東区日本堤にある3代目梅田清治郎さん（以下、若旦那）が営む70年以上続く老舗銭湯だ。

銭湯業界初のオートロウリュ＋オート熱波のサウナストーブやおしゃれな美泡水風呂が人気で、サウナ好きの有名人も多く訪れる。

若旦那は少しでもお客様に満足してもらえるようにと数々のリニューアルを重ねてきたが、「お客さんに喜んでもらいたい」という一心でやってきたと言う。

今回の粋メン（メンズデイ）もお客様が喜んでもらえるようにと、以前から開催を希望する声を実現させたのだ。

今回の粋メン（メンズデイ）開催までの裏話は湯どんぶり栄湯さんのコミュニティで見れる。

湯どんぶり栄湯「粋メン」イベントレポ！

当日は9時に集合の「湯どんぶり栄湯」さんへ。

イベントの最初は撮影会から始まりたくさん写真を撮らせていただいたので、
ここからは湯どんぶり栄湯さんをフォトレビューで紹介。

湯どんぶり栄湯の男湯

湯どんぶり栄湯さんの浴室は広い。
桶や椅子は壁際にまとめられているので、自分で持って行き、使い終わったら戻す。

この日はシャンプーとボディーソープがイベント用に置かれていた。
すごくスッとして気持ちの良いタイプの夏にはおすすめのシャンプーと比較雑誌でも高評価を得ているボディソープだ。

湯どんぶり栄湯さんの内湯のお風呂の種類は豊富。
サウナが人気なのだが、お風呂だけで十分楽しめる。

高濃度炭酸泉の浴槽は麦飯石を使用し、医療機関と同じレベルの二酸化炭素が入っている拘りのお風呂になっている。

露天スペースの方へ進む途中には高麗人参配合漢方薬湯がある。

今回はイベント限定でユーグレナの湯になっていた。

ユーグレナは59種類の栄養素をバランス良く含むスーパーフードだ。
ユーグレナを含んだドリンク「ユーグレナグリーンオレ」をイメージして緑白色かつフルーツグリーンオレの甘く癒しの香りがする。

内湯のお風呂だけで十分満足できるのだが、湯どんぶり栄湯さんはこれだけじゃない。

湯どんぶり栄湯の男湯露天スペース

奥へ進むと露天スペースがある。

露天スペースは今までの昔ながらの内湯とは雰囲気が変わる。
アディロンダックチェアが4席並んでいる！

人気な美泡水風呂もここにある。超微粒の泡が特徴だ。
サウナ後に入ると小さな泡が身体を包みすごく気持ち良いのだ。

この露天風呂はナノファインバブル（超微細の泡）を導入。
ナノファインバブルが血行を良くし、身体の芯から温めてくれるだけではなく、毛穴の汚れが落ちやすく、入浴するだけでしっとりなる。

ここまで見てきたお風呂（シャワーも含めて）はすべて天然温泉なのが驚きだ！

温泉の登録もしてある。源泉名は「天然温泉 浅草日本堤 湯どんぶり栄湯」だ。

湯どんぶり栄湯の男湯サウナ

露天に行く途中にサウナがある。

ちなみにサウナ室の隣にはオーバーヘッドシャワーがあるので、サウナ後はここで汗を流して露天スペースに行ける。

サウナ室は10人前後入れる大きさだ。

サウナ室は良い香りがするのだが、TVの下にはピンクサファイア岩塩と薪が置いてある。
サウナイキタイには山梨の奥地で拾ったなんだかわからない薪と書かれていた（笑）

銭湯業界初のオートロウリュ＋オート熱波のサウナストーブがこちら。
オートロウリュ後に自動で風がダクトから出て熱をサウナ室全体に攪拌させる。
熱々のサウナになるが、ロウリュによって湿度も良い感じに保たれていて、ヒリヒリした熱さでないのがまた良い。

約15分に1回オートロウリュ＋オート熱波があるので、行けば一度は遭遇することができるはずだ。

イベント中はユーグレナの広報キタミティさんがユーグレナのアロマ水をサウナストーンに掛けてアウフグースを行ってくれた。
香りが最高に良い香りで、とても気持ち良かった。

オートロウリュ＋オート熱波が付いたサウナストーブを設置してしまうあたりがもはや銭湯サウナを超えているレベルになっているだが、女湯もほぼ同じレベル、いや女湯の方がもっと凄いのだ。

湯どんぶり栄湯の女湯

男性側と同じく女湯も豊富なお風呂が内湯にある。

男湯と女湯のちょうど真ん中天井近くにある絵は数少ない銭湯画ペンキ絵師の一人、田中みずきさんが2017年のリニューアル時に書いたものだそうだ。

湯どんぶり栄湯の女湯露天スペース

奥の露天スペースに進むと……

男湯と同じくオシャレな露天スペースが広がる。
男湯と違って休憩スペースには屋根があるので、雨の日でも3名の方は雨を気にせず休憩できる。
しかも、1席男湯よりもアディロンダックチェアが多く、女湯の露天スペースの方が充実している。

女湯も美泡水風呂を設置。

露天風呂ももちろんある。
ここまで見てきた通り、男湯と女湯がほぼ同じスペックである。
多くの銭湯がスペースの関係上どちらかが広かったりするのだが、湯どんぶり栄湯さんでは男性も女性も平等、何なら女性の方がちょっと良い設計になっている。

湯どんぶり栄湯の女湯サウナ

女湯のサウナ室は男湯と違って内湯にある点が異なる。

女湯のサウナ室は男湯よりも広く15人に入るのだ。
サウナストーブの周りを囲む石は一部ヒマラヤ岩塩にし、発汗を促進・デトックス効果もある。

そして極めつけはこれだ。

メトス社のikiサウナストーブをドーンと置いて、オートロウリュになっている。
しかも、ロウリュ後は後ろのダクトから風が出るオート熱波仕様。

約1分のオートロウリュ+約1分のオート熱波で、サウナ室はしっかりした熱さとなる。

正直男湯よりもサウナ室が贅沢なのだ。
多くの施設が男湯の方がサウナが良かったり、サウナ施設も男性専用が多い中、湯どんぶり栄湯さんでは女性も満足して欲しいということで男湯以上のサウナ室を作り上げてしまったのだ。

女性のサウナ―の方でまだ湯どんぶり栄湯さんに行ったことがない方は、ぜひこのサウナを体験してほしい。

イベント中はかずのっちさんが手作りアロマ水を作りロウリュ+アウフグースを行ってくれたそうだ。
自分はタイミングが合わず受けれなかった（泣）。

湯どんぶり栄湯のメンズデイは最高だった

メンズデイで男湯と女湯をそれぞれ満喫できて最高の時間だった。
いつもは3セットしかサウナに入らない自分だが、休憩を挟みながら5セットサウナに入ったり、ゆっくり高濃度炭酸泉に浸かったりととても満喫した。
今回男湯と女湯両方体験して、女湯の方が正直男湯よりも良くて、羨ましいと思った（笑）

最後に素敵なイベントを企画・運営してくださり、本当にありがとうございました！