創業から約57年と半世紀以上の営業をされていた座間市唯一の銭湯「亀の湯」。遠くからでも目立つ煙突の風景は昔から変わらず、亀の湯のシンボル。地元民に愛される銭湯でした。

2024年5月に閉店のお知らせが掲示され、座間市民はもちろん、長年通い続けた亀の湯ファンからは悲しみの声がSNS上で多くあがっていました。

創業57年という歴史もあり、建物は昔ながらの風情や趣があります。カランコロンと風呂桶を置く音が響き、通うたびに懐かしさも感じていました。亀の湯さんでは、お湯は座間の地下水を敷地内の井戸からポンプで汲み上げて、毎日薪を使って沸かしていたそうですよ。ミネラル豊富な座間の地下水は肌をしっとり滑らかに、薪で沸かしたお湯は体の芯までしっかりと温まり湯冷めし難く、こういったこだわりもファンから愛された理由なのでしょう。

そして、突如入り口に大きく張り出された閉店のお知らせ。驚いた方も多かったと思います。店主さんの閉店に至る想いの詰まったお知らせです。2024年5月16日にはX公式アカウントでも同様のお知らせがアップされており、大きな反響を呼びました。閉店から月日が経ち公式Xを見てみると2024年10月11日に更新されています。「再開します。」のコメントに多くの喜びの反響がありますね。

詳細の発表が待ち遠しいですね。現在、亀の湯は工事などの整備をされているようでしたよ。

今回、リニューアルオープンに際しても店主さんの様々な思いがあるかと思います。利用者として、いま一度閉店のお知らせを一読していただき、マナーやモラルを守って利用していけるといいですね。