【八王子市】世界と触れ合えた、大盛況八王子いちょう祭り。ありがとう。また来年会いましょう
2022年11月19・20に開催された、第43回八王子いちょう祭りは大盛況のなか幕を閉じました。
有志市民により企画され、多くの市民の参画を得て、市民手づくりの新しい祭りとして運営されている八王子いちょう祭りは、スタッフも観客も八王子を愛する気持ちで強くつながっています。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策の期間を経て、3年ぶりに通常に近い形で催されたお祭りは、後半少し雨に降られてしまいましたが、概ね天気にも恵まれ、大勢の市民が街を巡り歩きました。
いちょう祭りでは、毎年色々なお店が並ぶのですが、43回目ともなると常連のお店が多くなっています。今回注目したのは「世界の屋台・全国ご当地グルメ」の会場です。
ここは八王子にいながら、異国の雰囲気と食品が味わえます。
行かれなかった方は、来年も今年と同じお店が多数出店すると思いますので、参考にしてください。
「世界の屋台・全国ご当地グルメ」の会場は、高尾警察署の近くの旧免許更新所駐車場跡地です。
キッチンカ―による個性あふれる日本と世界の料理や、南米や東南アジアの民芸品が販売されていました。
会場に着いたのは11月20日の午後1時過ぎ。雲行きが少し怪しくなってきた頃です。
世界の料理の中には、もちろん日本の料理も入るので、玉こんにゃくや牡蠣のがんがん焼きなども販売されています。写真はIBUSHI KITCHEN。
こちらは八王子では滅多に食べられないすまし汁にたこ焼きをつけて食べる「明石焼」のたるたる堂。
明石観光協会も認める、関東唯一の明石焼ケータリングカーです。地元(兵庫県)育ちの店主が本場の味を提供しています。
若い娘に人気なようで列ができていました。
コンフィコンフィは、フランスの調理法コンフィに則って作られた鶏肉がメインのお店。
揚げ物にするよりも低い温度でゆっくりと加熱するので、中身はしっとりと柔らかく、外はカリッとしているのが特徴です。
骨付き鳥もも肉のコンフィは、熱々でカリカリでとっても美味しかったです。
コンフィコンフィは、毎週火曜日に東京医科大学八王子医療センターにある八王子市立看護専門学校前にキッチンカーを出しているそうです。
お祭りで食べられなかった方は、医療センターに行ってみてください。
こちらは板橋区大山にあるタコス・タコライス専門店、メキシカンフードのお店、タコスマイルです。
青空の下でマリアッチを聴きながら食べれば、憧れの中南米へひとっ飛びです。
インドネシア・バリの可愛い雑貨を扱う「ぶんぶん堂」
いつもそばに置いておきたいような表情豊かなカエルや動物たちが楽しいです。
こちらはタイの民芸品と、オリジナルアクセサリーを販売する「Le Velo Indigo」
宇宙を感じさせるガラス玉は、ずっと見ていると吸い込まれそうな美しさです。
ル・ヴェロの店主ボネさんは、1994年に日本へとやって来たフランス人。
日本語がとてもお上手です。
ボロシリケイトガラス、フュージングガラス、ダイクロガラスなどのオリジナルアクセサリーを発表しています。
手先の器用なボネさんは、針金1本を切らずに曲げるだけで、あっという間に自転車を作ってしまいます
いちょう祭りアンデス山脈、アタカマ砂漠、アマゾン流域の熱帯雨林などが有名なボリビア多民族国の民芸品を扱う「EL COCOCHO」
ハンドメイドのアルパカセーターは現在ではなかなかの貴重品。とても暖かいセーターです。
手のひらにすっぽり入ってしまうほどの小さなオカリナ。
実際に音も出るので練習してオカリナ達人になるも良し、飾って楽しむのも良しな楽器です。
こちらは陵南いちょう会館入り口近くのキッチンカー。
タイのガパウライスや基地の街、福生横田ステーキ、そして醤油香る焼きとうもろこしなどを販売していました。
こちらも陵南いちょう会館入り口付近の花屋さん。素敵な色合いのパンジーが1株100円で販売されています。
八王子いちょう祭りは市民がリーダーとなり作っているお祭り。八王子の人の心のように温かい温もりのあるお祭りです。
多くの人で賑わった八王子いちょう祭りが終わると、街路樹もあっという間に葉を落とし、木枯らしの冬がやってきます。
今年のいちょう祭りに行かれなかった方も、ちょっとしか回れなかった方も、来年の八王子いちょう祭りでお会いしましょう!
【八王子いちょう祭り祭典委員会本部】
東京都八王子市東浅川町120番地