嵐電嵐山本線「嵐山駅」から渡月橋を渡り、法輪寺前の脇道を入ると趣のある暖簾が目に入る。

嵐山邸宅MAMA（ホテル）が併設するイタリアン「儘」。

店内は、開放的な吹き抜けの落ち着きのある1フロア。

ついつい写真を撮りたくなってしまう。

圧倒的に女性客とカップルが多かったので、男女混合6名の団体は目立ってたかも。

Restaurant Report

まずドリンクをオーダー。

グラスで泡、白（2種）、赤（2種）。

希望があれば、ワインリストがあるとのこと。つまりボトルでも注文できる。

乾杯の一杯は、タケダワイナリー サン・スフルをオーダー。

山形県産デラウェア100％の泡は、レモンの皮のようなフレーバーが特徴的で、この日のような暖かい日には最適。

メインはピッツアとパスタなので、各3種類ずつ注文してシェアすることに。

ピッツアとパスタには、サラダとじゃがいものビシソワーズがセット。

加えて、紅しょうがのゼッポリーニ（食べ放題）、バゲットも付いてきた。

このゼッポリーニ、鰹節がトッピングされていることもあり、見た目はまさにたこ焼き。

思わず「たこ焼き風？」と言ってしまったら、店員の方からまさかの「そうなんです。」の返答w

紅しょうがなので、味もなんとなくたこ焼きでした。

アラカルトからは、全員気になった季節野菜の山椒ピクルスを注文。

これが美味しい！

特にみょうがのピクルスが衝撃的な美味しさ。

これは自宅でも作ってみたい。

そして、メインのピッツアとパスタ。

まず運ばれてきたは、九条ねぎとしらす（紫蘇ソース、九条ねぎ、しらす、ゆず大根）

京都といえば、やっぱりこれでしょう！という王道を注文。

間違いない美味しさ。

生地が薄めのモチモチで、めちゃくちゃ好み。

お次が、鯖（紫蘇ソース、ケーパー、鯖、新玉葱、レモン）

個人的にこれがとても好き。

新玉葱の食感とケーパーとレモンの酸味が鯖の旨味を引き立てて最高でした。

パスタの1品目は、「牛すじとンドゥイヤのボロネーゼ生パスタ」。

モチモチ生パスタに濃厚なボロネーゼソースが絡んで、めちゃくちゃ美味しい。

牛すじも柔らかくしっかり煮込まれていて旨味がすごかった。

そして、たぶん初めて食べたンドゥイヤ（南イタリアで作られる香辛料が利いた豚肉のソーセージ）もスパイシーで良き。

このパスタに合わせて、赤ワインを注文。

銘柄は不明ですが、VdTルージュをオーダー。

ただ、VdTルージュと表記があるので、フランスのVin de Tableかもしれません。

スパイシーなニュアンスがあったので、グルナッシュとかシラーベースではないかと思います。

果実味がしっかりあって、ボロネーゼにとても合いました。

何気にすんごいグラスで提供されてびっくり。

パスタ2品目は、「紅ズワイガニのクリームソース」。

これまたズワイガニの濃厚なエキスがしっかり効いたクリームソースがワインに合う。

パスタの3品目が、この日の日替わりパスタ「サーモンとホワイトアスパラのレモン風味」

パスタの中では、これが一番好きだったかも。

旬のホワイトアスパラが食感も良く、とても美味しかった。

最後にピッツアの3品目、阿波牛のすき焼き風ビスマルク（リコッタチーズ、マッシュルーム、阿波黒牛のすき焼き、モッツアレラ、美山産卵、木の芽）

これが最後に提供されたのは、なんかわかるなぁって感じ。

〆にふさわしい贅沢感。

トロトロの卵が絡んで最高に美味でした。

デザートも4種類注文してシェア。

ティラミスとパウンドケーキにジェラートが2種類（ミルク、ベリー）

ティラミスが最高に美味しかったです。

人数が多いと色々な味を楽しめるのが良いですよね。

これだけ頼んで、一人5,000円強。

ロケーションの素晴らしさも加味するとリーズナブルでは無いでしょうか。

嵐山に行く機会があったら、ぜひ寄ってみてください。

「儘（まま）」基本情報／予約方法

最後まで読んでいただきありがとうございます。