【浜松市】井伊谷宮でお正月の縁起物の頒布がスタート!幸先詣で幸せを先に受け取ろう
12月1日から浜松市浜名区(旧北区)の井伊谷宮で、幸先詣で(さいさきもうで)としてお正月の縁起物の頒布が始まりました。
縁起物は破魔矢や熊手のほか、2025年の干支「巳」をモチーフにした土鈴や張り子なども。
今回は月替わり御朱印も含めてご紹介します。
「そもそも『幸先詣で』って何?」と思う方もいますよね。
これは新型コロナ禍を契機として始まった取り組みで、年内のうちにゆったりと神様へ1年間の感謝を伝え、幸せを先に受け取りましょうという意味が込められています。
井伊谷宮では「初詣時の混雑を避け、密にならずに縁起物をいただきたい」との要望により、2022年12月から幸先詣でをスタート。今年で3回目となります。
井伊谷宮については、こちらの記事をどうぞ▼
縁起物は神門をくぐって右側にある授与所でいただけます。12月上旬に参拝した際、来年の縁起物は授与所の奥に並んでいました。
縁起物のモチーフは来年の干支「巳(蛇)」。井伊谷宮の縁起物は破魔矢や熊手、張り子に土鈴、置物で、それぞれサイズや色が異なるものも。
袋入りの干支ミニ交通安全土鈴は、白、赤、黄色の3種類。可愛らしい表情がcute♪
ゆらゆら揺れる干支張り子のほか、破魔矢張り子に干支張り子鈴、そして干支ミニ土鈴もすべて白蛇。
これは白蛇が商売繁盛や財福の神様として知られる弁財天の使いとされることから、金運向上や開運などにご利益があると云われるためです。
福をかき集める熊手の大きさは大小2種類。飾るスペースに合わせてどうぞ。絵馬付きの破魔矢と、絵馬がついていない破魔弓があります。
彩色干支土鈴の見本を手に取って左右に優しく振ると、カランコロン…と素朴な音色が耳に届きました。にっこり微笑んだ可愛らしい土鈴です。
白蛇と小判などが描かれている絵馬付きの破魔矢も、ご利益に期待できそう。
年内に幸先詣でを済ませ縁起物を拝受しておくと、新年早々、縁起物が残っているか気にすることなく落ち着いて初詣ができますね。
史料館前の飾りはまゆ玉飾りです。壁だけではなく天井にもカラフルなまゆ玉が。ひと足お先にお正月気分。
そうそう。
2025年1月1日(水・祝)~5日(日)の日中、御朱印の頒布は授与所ではなく、上の画像の奥にある休憩所(風涼殿1Fの休憩所)で行われます。
風涼殿の詳しい場所は、こちらの記事をご覧ください▼
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12月の月替わり御朱印は「一陽来復(いちようらいふく)」と「冬まいり / 山眠る」です。
一陽来復は冬至の日の別名。この日を境に日中の時間が延びるため、「冬が終わり春がくる」「悪いことが続いた後で幸運に向かう」という意味で、描かれている南天は「難を転じる」にかけ縁起の良い木とされています。
青い背景に南天の赤い実、そして一陽来復の文字が書かれた八枚の短冊。うん。華やかだし、なにより縁起良さそう!
「山眠る」は冬山の静寂な様子を表す冬の季語のこと。こちらも季節の訪れを表現する素敵なデザインです。
井伊谷宮へ幸先詣でをし、気になる縁起物を拝受してみませんか? そして幸先よく新年をお迎えくださいね。
<基本情報>
施 設 名:井伊谷宮
住 所:静岡県浜松市浜名区引佐町井伊谷1991-1
2025年用の縁起物の初穂料:1つ600円~ / 月替わり御朱印の初穂料:1枚500円
駐 車 場:あり(無料)
公式サイト:井伊谷宮の公式サイト (外部リンク)
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