京都コーディネーターのまーちです。

関西で有名なメタセコイア並木といえば、滋賀県高島市マキノ高原のメタセコイア並木道ですが、京都市右京区にも美しいメタセコイア並木があるのをご存知でしょうか？

今回ご紹介するメタセコイア並木は、西大路五条の交差点から五条通を西へ、春日通（佐井通）を南へ進んだ所にあります。周辺には、イオンモール京都五条や国内外の自動車ディーラーが多くあるエリアですね。

春日通を下がると、春日通沿いに等間隔にメタセコイアが並んでいます。ここを歩くと、まるで海外の公園を散策しているような気分に！もちろん、滋賀県高島市のマキノ高原の並木道よりは小規模ですが、メタセコイアの木々が色づいていてとても綺麗です。夕方に撮影していたので、犬のお散歩やランニングに来られている方も多くいらっしゃいました。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、この場所は例年であればローム株式会社の「ロームイルミネーション」が行われていた場所。ロームイルミネーションは約86万球の電飾が輝く京都市内最大級のイルミネーションスポットとして、家族連れやカップルに人気で私も何度か観にきていました。コロナの影響で2020年以降は中止が続いておりましたが「今年はいよいよ復活かな？」とひそかに期待していましたが、残念ながら9月末に今年の開催中止が決定。同時に1995年から続いていた「ロームイルミネーション」自体の開催終了が発表されました。

京都人としてはイルミネーションの開催終了のお知らせはとても残念でしたが、「長い間、素敵なイルミネーションを楽しませていただいたなー」と感謝しながら、今回メタセコイア並木を撮影しました。

キラキラと光り輝くイルミネーションも素晴らしいですが、ロームや地域住民によって整備されたメタセコイア並木そのものが美しく、散歩やドライブコースとしてとても素敵なスポットです。シーズン終盤で落ち葉も多くなってきていますが、今週中はまだ美しいメタセコイア並木を見ることができると思います。お近くを通られる方は、ロームイルミネーションを思い出しつつ、美しいメタセコイア並木を楽しんでみられてはいかがでしょうか？