【墨田区】日本ではここだけ! 台湾の駅弁も食べられる台湾料理店「劉の店」が1月30日で閉店(号泣)
墨田区が大好き。日夜、墨田区のお得情報や美味しいお店情報を求めて、区内を自転車で彷徨う地域ニュースサイト号外NETライターのしもべです。
錦糸町南口の商店街「ピア錦糸町」に入ってすぐの左手に昔からある「劉の店」本格的な台湾料理が楽しめるお店です。最近は台湾がブームですし、その上にコロナ禍で自由に台湾に行けないという事もあり、わざわざ「劉の店」を目的に錦糸町にやって来る方も多いと聞きます。
そんな人気の「劉の店」が2022年1月30日をもって閉店してしまう、という情報を耳にし、いてもたってもいられず、すぐに錦糸町に自転車を走らせました。
特に店頭には閉店の張り紙などはなく、本当に閉店なのかな?と思いながら入店。
席に案内されたときに、店主劉さんが撮影したという富士山の写真の額縁の文字に気が付きました。
「1月30日に閉店の為、この写真に興味があり購入されたい方はスタッフにご相談ください」との文字が・・・。閉店の噂は本当だったようです。
魯肉飯にしようかな、とも思っていたのですが、閉店してしまうのであれば日本ではここでしか食べられない、という鉄道弁当を注文しました。
注文して間もなく、どん! とお弁当箱とスープが提供されました。
お弁当箱はステンレス製です。蓋をあけると・・・
大きな排骨がど~んと入っています。とても排骨は五香粉の香りがしっかりと効いていて、ひと口で気分は台湾にひとっ飛びしてしまいます
そしてしっかりと味の染みた味玉も。
下の段にはご飯の上に野菜炒めが載っています。ご飯に味が染みていて何とも言えず美味しいのです。
実は、台湾高速鐵道に乗りたくて台湾に行った事がある筆者。その時に食べた駅弁は紙のお弁当箱に入っていましたが、やはりご飯の上に直接おかずが載っていて、その時を思い出すような味です。
劉の店は、あまり広くない店内なので、いつもほぼ満席でにぎわっていますが、この日も活気があり、台湾人の方も沢山いらっしゃってました。
台湾人JAPANのYouTubeでは劉さんが引退を宣言されていました。
千と千尋の神隠しの冒頭のシーンで印象的なフニャフニャの食べ物「バーワン」もこちらでいただくことが出来ますし、魯肉飯も食べたい・・・。まだまだ食べたいものは沢山ありますが、閉店まであと3週間となってしまいました。とても残念です。
【店舗情報】
劉の店
東京都墨田区江東橋3丁目12−5 マスカットビル
03-5600-2118
営業時間
11時30分~15時00分
17時00分~23時00分
※営業時間・定休日等が変更になる場合がございます。ご来店時は、事前に店舗へご確認をお願いします。