PINGのi525アイアンをコースでがっつり試打!これはめちゃ良いかも!
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
この前ちょこっとPINGの新しいi525アイアンを室内で試打したことを記事にしましたが、今回はコースでガッツリ試打した感想を書かせてもらいます。
やはり芝の上から打たないと、ソールの滑り具合とか打感、飛距離ってのは分からないですからね〜。
お借りしたクラブはPING i525アイアン(N.S.PRO 850GH neo S)です。
7番アイアンでロフト29度ということで、飛び系に分類されるアイアンですね。ライ角を表すカラーコードは「ブラック」なので、僕的には少しだけフラットなライ角ということになります。
さっそくコースで打ちましたが、打感に関しては室内で打ったときとほぼ同じで、少しフェースがたわむ感じで柔らかめです。打音も中空アイアンっぽい感じではなく、少し低めでなかなかいい音。
ただ、フェースの下の方でハーフトップ気味に当たったときや、フェース上部で打ってしまったときは少し嫌な感じの「バギャン」って感じの金属音がする時がありました。
弾道は高めです。打ち出しから少し高めに飛び出して、しっかりと上がってくれます。ただ、高さを抑えたいときにはちゃんと低い球も打てました。ある程度のコントロールはできそうな感じですね。
さて肝心の飛距離ですが、やはり自分のアイアン(7番でロフト31度)よりは飛びます。特に5番と6番はしっかりと距離が出ました。
ピンまで181ヤードのパー3があったのですが、このホールほぼ平らで少しだけアゲンスト。気温はかなり低く飛距離が出にくい状態だったのですが、あえて5番アイアンで打ちました。
自分のアイアンなら5番では181ヤードは打てないので迷わず4番UTを持つとこですが、せっかくなので5番アイアンで打ってみたんです。
少しだけ左に引っ張ってしまいグリーンの左横2メートルくらいのところに行ってしまったのですが、距離的にはピンの真横だったのでしっかりと181ヤード飛んでたことになりますね。
あの条件で181ヤードのピン横まで行ったことには驚きました。
もう少し暖かくなれば飛距離も伸びると思うので、完全に1番手は飛ぶでしょうね。これはありがたい。
しかし、室内計測でも感じていたように、8番から下の番手はあまり自分のアイアンと飛距離が変わらないです。
ただ、この寒い時期でいつもの飛距離とほぼ同じってことなので、暖かくなったら自分のアイアンよりはほんの少し飛ぶかなって思います。
飛距離よりもこのアイアンで感じたのは寛容性の高さ。少しダフリ気味に入ってもソールが滑ってくれて大きなミスにはならないです。実際何度かダフリ気味のショットがありましたが、グリーンまでは届かないまでも手前のカラーくらいまでは行ってくれます。
そして左右の打点のブレにも強い。パー3でかなりトウ側で打ってしまったのですが、軽いドローで少しだけショートしてグリーン手前の花道でした。僕たちアマチュアはそうそう芯で打てるわけではないので、この寛容性の高さは本当にありがたい。
シャフトは軽くてシャープに振りやすいです。けっこうピシッとしたシャフトですが、嫌な硬さとかは感じなかったです。ただ、もう少し重さを感じて振りたいかな〜とは思いました。
顔がスッキリとしていて構えやすく、飛距離も出て優しい。ちょっと褒めすぎかもしれませんが、僕はこのi525アイアンかなり気に入りました!マジで次のアイアン候補のひとつですね。
気になった方は一度試打してみると良いと思いますよ。レンタルサービスとかでコースで打ってみるのをおすすめします!