【市原市】鉄塔もリニューアル!? あちらこちらで行われている鉄塔工事は何のためか取材をしてみました。
千葉県市原市の情報ライター、noriです。市内のあちらこちらで白い塀に囲まれ工事が始まっている鉄塔工事。今日は「市原市で最近急速に建設されている鉄塔は何のために作っているのですか?」という疑問を解くために取材をしてみました。
五井緑地帯に沿って新しい鉄塔が建っているのでそちらの工事現場へ出かけてみました。
「ただ今、送電線鉄塔建替工事をしています」とのお知らせがあります。
別のお知らせの連絡先に問い合わせてみたところ、東京電力パワーグリッド株式会社さんでお話を伺えることになりました。
工事の目的
五井火力線とは臨海方面にある「五井火力発電所」から、内陸の荻作にある「房総変電所」に送電する線で1963年(昭和38年)に建設、38基の鉄塔があり、平均の鉄塔の高さは約50メートルということです。
北五井火力線とは、逆に「房総変電所」から臨海の工場地帯に送電する線で、昭和40年に建設、五井火力線より少し低い鉄塔で37基があります。この北五井火力線を現在建設中の赤と白の鉄塔に統合する工事を現在行っているということです。新しい鉄塔の平均高さは約85メートルということで今までより高くなります。
リニューアル後は赤と白の鉄塔のみで「五井火力線」と「北五井火力線」の送電をまかなうことになるそうです。工事中も停電することなく作業が進められるそうなので、近隣の方も安心してください。全ての工事が完了する2025年(令和7年)2月20日頃までしばらく工事を見守っていきたいと思います。
●五井火力線・北五井火力線のリニューアル工事●
東京電力パワーグリッド株式会社
送変電建設センター