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裸足(はだし)保育のスゴイ効果!知らないと危険な注意点とは? 理学療法士が解説 

理学療法士 レミママ知育好きインスタグラマー

こんにちは!レミママです。
インスタグラムで知育情報を発信しています。

今回のテーマは子どもの「はだし」です。
はだしで生活するのって足にいいって聞くけど実際のところどうなの?という疑問にお答えします!

参考文献:はだし教育の効果についてー土踏まず形成や他の要因へ及ぼす影響ー 西澤昭
参考文献:はだし教育の効果についてー土踏まず形成や他の要因へ及ぼす影響ー 西澤昭

【はだし保育とは】
保育園や幼稚園で靴や靴下をなるべく履かずに、はだしで過ごす活動

はだし保育を実践している園に通う子と、していない園に通う子を比べた論文から、一部抜粋してサクッと読めるように結果をまとめてみました。(論文では一部小学生の子どもの結果も含まれていますが、ここでは簡易的に保育としてまとめています。)

はだし保育している子の足のつくり

【はだし保育している子の足の特徴】
・足の幅が広い
・土踏まずがしっかりある
・足の筋肉が強い

はだし保育をしている子は、していない子に比べて足の発育が進んでいる傾向が見られました。(全員がそうではなく個人差はあります。)

はだし保育で運動神経もよくなる?

はだし保育している子としていない子と比べて、運動能力の差は出なかったと報告されています。ただ、はだし保育している子は足指を使う運動は上手になる傾向がありました。
しかし、世界で活躍するスポーツ選手のこんな事例もあります。

はだしで外遊びの効果!?

海外で活躍するプロサッカー選手の久保建英選手ですが、幼少期の外遊びははだしだったそうです!自然豊富な場所ではだしで外遊びですることが運動能力を高める一因にもなっていたかもしれませんね。

はだし保育で風邪をひきにくくなる

冬でもはだし保育を実践しており、寒さに強くなるため風邪をひきにくくなる効果が報告されています。

はだし保育ではケガをする?

はだし保育をしている園では、ケガの件数は少ないです。本人も先生たちも落ちているものに気を付けるので、はだしでケガをする件数は少なく、園での危険は少ないそうです。

注意点

【靴を履いた方がいい場所】
屋外のアスファルト、コンクリート

子どもの足は柔らかいため、固すぎる地面では足への衝撃が強すぎる場合があります。
また公園などでは危険なものが落ちていないか確認してから、はだしになるようにしてくださいね。

まとめ

もっと詳しく知りたい方は、1枚目の写真下部の参考文献をネット検索してみてくださいね。
もっと詳しく知りたい方は、1枚目の写真下部の参考文献をネット検索してみてくださいね。

はだしで多く過ごす生活をしていると、足の発育が進んでいる傾向がありました。
(※はだし保育をしていない園が悪いという訳ではないです。)
家の中では靴下を脱いでみるなど、おうちでできることからやってみて頂ければ幸いです。

次回は、頭が良くなる!?ヒミツの公園遊びを紹介します!お楽しみに~^^
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最後までご覧頂きありがとうございました。

知育好きインスタグラマー

「運動や体の専門家である理学療法士」で知育が趣味の2児(3,4才)の母。子どもの発達や運動、足育について勉強中。「幼児期に知れば差がつく」子どもの運動シリーズの記事が人気です。 カンタンにできて子どもが楽しく学べる知育・運動遊び、おうちモンテッソーリなどInstagramで発信しています♪

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