バートロ・コロンが史上18人目の全30球団制覇を達成
44歳で現役最年長右腕のバートロ・コロン投手が20日、ベテラン投手らしい快挙を達成した。
ダイヤモンド戦に先発し、6回を投げ7安打4失点6奪三振の内容で、見方の大量援護にも助けられ108級の熱投の末今季5勝目を挙げることに成功した。これまでダイヤモンドバックを除く29チームから勝ち星を挙げており、この日の勝利で全30球団制覇を成し遂げることができた。
1998年に30チーム体制になって以降、全球団制覇は史上18人目のことだ。最後に達成したのは昨年5月のマックス・シャーザー投手(ナショナルズ)だった。
今シーズンはブレーブスで開幕を迎えたコロン投手だったが、成績不振のため40人枠から外された後解雇処分に。その後ツインズとマイナー契約を結び、再びメジャーのマウンドに戻ってきた。
すでに現地メディアの取材で、亡き母との約束を果たすため45歳まで現役を続けることを目標にしていることが明らかになったコロン投手。ツインズ移籍後はローテーションをしっかり守り、ここまで7試合に先発し3勝を挙げている。特に8月は4試合に登板し、3勝1敗、防御率3.67と、チームの期待通り抜群の安定感を披露。
自らの力で一歩ずつ夢を現実に近づけようとしている。