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【川越市】夏は冷茶で決まり!川越の茶葉農家さんが教えてくれた、自分で作るエコで美味しい冷茶の淹れ方

川越散策地域情報発信ライター(川越市)

夏の猛暑、冷蔵庫を開けるとキンキンに冷えた飲み物が欲しくなりますよね。ペットボトルのお茶は手軽で便利だけど、飲む量が増えるこの時期、ゴミが増えるのが気になります。

そこで今回は、川越の茶葉農家、小野文製茶の店主小野さんに教えていただいた、自分で作る!エコで美味しい冷茶の淹れ方をご紹介します。

じっくりと旨みを抽出「水出し」

水出しは、茶葉を冷たい水に長時間浸すことで、じっくりと旨みを抽出する方法。

作り方は簡単で、前夜のうちにピッチャーに水1リットルと茶葉5~10グラムを入れ、冷蔵庫で一晩置いておけば、朝には風味豊かなお茶が楽しめます。1日で飲みきれる量を作るのが、おすすめです。

香り豊かな「急冷茶」

急冷は、熱湯で淹れたお茶を氷で急速に冷やす方法。急須に大さじ1杯位の茶葉を入れ、70度位まで冷ましたお湯をそそぎ、1分ほど蒸らします。

蒸らしたお茶を氷で一気に急速に冷やすと、涼しげでキレイな緑色のお茶ができあがり!

色がとてもキレイ!
色がとてもキレイ!

この方法だと煎茶だけでなく、抹茶や紅茶など、様々な茶葉で楽しめます。

どちらがお好み?

水出しは、熱湯で淹れるよりも、カフェインやカテキンが少なく抽出されるため、まろやかで甘みを感じるテアニンの風味が引き立ちます。お茶に含まれるテアニンは、リラックス効果があると言われています。

一方、熱湯で淹れると、お茶の香りが引き立ち、芳醇な味わいが楽しめます。カフェインやカテキンが効率よく抽出されるため、爽やかな後味が特徴で、食後におすすめなんだそう!また、急冷茶は淹れたらすぐに飲めるのも嬉しいポイント。

お茶は入れる温度によって、味わいや色が、変わるんですね。

水出しの方が、色は薄め
水出しの方が、色は薄め

冷茶のアレンジとして、レモンを加えるだけで、爽やかさがプラスされ、夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。

「たまには、味変でミントやフルーツを加えて、自分好みの味にアレンジするのもおすすめです。」と店主。

レモンの酸味がさわやか!
レモンの酸味がさわやか!

まとめ

小野文製茶のインスタグラムに出てくるキレイな緑の冷茶は、どうやって作るのか?ずっと気になっていましたが、熱湯で淹れたお茶を氷で急速に冷やす方法だったんですね。

私も急冷茶を作って飲んでみると、お茶の渋みが感じられ、口の中がさっぱりします。夏の猛暑には、ぴったりのドリンク!

水はミネラルが多い「硬水」より「軟水」の方が、お茶を入れるのに適していると言います。茶葉の後始末が面倒な人は、ティーバックの茶葉を使うと楽ちん!

小野文製茶の河越茶は、下赤坂の直売所をはじめ、「あぐれっしゅ川越」や「伊佐沼農産物直売所」でも販売しています。前茶・ほうじ茶・玄米茶・和紅茶など、ティーバックになっているものもあり、便利でおすすめです!

手作り冷茶は、ペットボトルのお茶と比べて、風味豊かで、経済的、そしてエコな点が魅力です。猛暑でスッキリしたドリンクを飲みたい人は、自分好みの冷茶をぜひ、作ってみてください。

また、お茶に興味のある方は、様々な冷茶のイメージがつかめる小野文製茶のインスタグラムを、チェックしてみてくださいね。

小野文製茶 直売所
住所:埼玉県川越市下赤坂393
電話:049-243-5005
営業時間: 9:00~18:00
定休日:不定休
※8月も営業しています。
公式SNS:Instagram
取材・撮影協力:小野文製茶 小野様

地域情報発信ライター(川越市)

食べ歩きが趣味の、川越在住のフリーライターです。川越市内の気になるお店、グルメ、イベント、季節の情報など、川越の楽しい情報を発信していきます。今日もどこかで探索中!

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