【浜松市】北区・旬の地元野菜が並ぶ「田空旬彩市」へ。5月は新じゃがと小梅!
GWも終わり早数日。「そろそろ新じゃがが出てるかも」そう思い、「田空(でんくう)旬彩市」へ行ってきました(以下、旬彩市)。
ここはその名の通り、旬な野菜が並ぶ市場のような地元野菜果物スペース。5月は何が並んでいるのでしょうか。新じゃががあるといいなあ。
天竜浜名湖鉄道・気賀駅から西へ約500メートル。気賀関所の隣に建つ、白っぽい武家屋敷のような建物が旬彩市です。
2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の時には、大河ドラマ館の土産物店「田空直虎ショップ」として活用していたため、館内ではその頃の名残を見ることができます。
それではお待たせしました。こちらがGW終了数日後の旬彩市の様子です。
入ってすぐのスペースは、どどん! と柑橘コーナー。そこから奥が野菜コーナーで、壁際には地元作家のクラフト品や、雑貨お土産、郷土銘菓などが並んでいます。
柑橘コーナーには、するが甘夏や夏みかん、甘夏、紅甘夏、カラマンダリンとポンカンの交配種・南津海(ナツミ)などが。気になる値段はというと、甘夏の場合、1袋5個入りで200円程度でした。
その中で気になったのが「三ケ日みかんポップコーン」。
これってたしか発売当初に新聞で見て、食べてみたいと思っていたんだよね。もちろん、即買い決定! どんな味なのか楽しみ~♪
野菜コーナーでは豆類が目に付きました。旬の季節はスナップエンドウが4~5月で、ソラマメは4~6月。ちょうど今の時期です。
このほかエシャレットやブロッコリー、キャベツの仲間のコールラビに新たまねぎも。どの商品も手軽な値段なのが嬉しいっ。
そうそう。ニンニクの下の棚で、新聞紙が被せられている野菜がありました。
それはじゃがいもでした。
じゃがいもは光を浴びると皮が緑色になり、天然毒素のソラニンやチャコニン(カコニン)を生成します。旬彩市ではそれを防ぐために、照明の下に陳列されているじゃがいもに対し、新聞紙を掛けたようです。
新聞紙をめくると三方原産の新じゃがが現れました。うんうん、これが欲しかったの~。その横にあった小さなじゃがいもと一緒に購入決定!
三方原馬鈴薯って、ただ丸ごと茹でただけでも、ほっくほくして味が濃くって美味しいのよね。
5月になると小梅の収穫も始まります。
旬彩市では1袋1キロ入りで500円でした。
陳列棚の端には小梅購入者が自由に持ち帰れる手書きレシピがあるので、「梅干しの簡単な漬け方を知りたい」という方はぜひどうぞ。
上の写真はレジの向かい側の壁際で展開している地元作家のクラフトコーナーです。
作家名が書かれたバスケットの中に入っていたモノは、マスクケースやマスクストラップ、布草履、アクリル毛糸製のたわしなどなど…。1つずつ丁寧に作られた手工芸品からは、作り手の温かさが感じられます。
店内西側の壁際には、郷土の銘菓や加工食品等が陳列されています。それらをひとつずつ見ていると、横一列に並んだカラフルな加工食品に目が留まりました。
わわわ。これはGW中に行った天竜区の「森のマルシェきころ」(【浜松市天竜区】天竜銘菓が勢揃い!「森のマルシェきころ」はまるで食の玉手箱)でも見た、素敵な瓶詰めのピクルス!!
わあぁ…。こうして改めて見ると、どれも美味しそう~。手土産に持って行きた~い。
店内を一通り見て回り、買い物カゴに欲しかったアレやコレを入れレジへ進むと、なんと、レジ前に「夏みかんカッター」が。
たしかに甘夏や夏みかん等の皮は厚くて硬いので、手だとなかなか剥けません。そんな時に、これがあるととても便利なんですよね。
利用者目線を考えた旬彩市へ、季節の野菜を買いに行ってみませんか? 切り花や苗、冷菓もお待ちしています。
<店舗情報>
店 舗 名:奥浜名湖田園空間博物館 旬彩市
住 所:浜松市北区細江町気賀4585
営業時間:8:30~16:30
定 休 日:年中無休
駐 車 場:あり(無料・30台)
公式サイト:奥浜名湖田園空間博物館 旬彩市の公式サイト (外部リンク)