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【姫路市】朝はフランス産発酵バター香るクロワッサン、昼はとろけるハラミといった和牛丼だから「麦と牛」

千姫文筆家・モデル(姫路市)

「麦と牛」。麦酒(ビール)と牛乳ではありません。クロワッサンモーニングと和牛丼ランチの店です。店名について、オーナーシェフ・藤井宜典さんも「最初は『何?』となるけれど、説明すると納得してもらえて印象的だから」と。

姫路市青山西の国道2号沿い。8月8日にオープンしたばかり。

藤井さんは調理師として34年のキャリアがあります。大阪や姫路などのホテル、ファミリーレストラン、ステーキハウスをはじめとする洋食に加え、和食経験も。あらゆる飲食店に勤めてきたからこそ、それぞれの良いところを取り入れた店を開こうと考えました。

反映されている例として券売機の導入。先にメニューを選んで支払うシステムです。

「会計がスムーズですし、スタッフがテーブルへオーダーを聞きに行く回数が減る分、丁寧に接客できる時間に充てられる」と藤井さん。スタッフの皆さんは細やかな気遣いがあり、心地よいモーニング&ランチタイムが実現しています。

藤井さん(中央)とスタッフ。牛ポーズで
藤井さん(中央)とスタッフ。牛ポーズで

香り高く、サクッとしたクロワッサン

モーニング。やはり店名の「麦」部分がじっくり味わえるクロワッサンセットを。千姫は「クロワッサンセット~スクランブルエッグ~」。

「クロワッサンセット~スクランブルエッグ~」(1250円)。サラダ、ドリンク付き
「クロワッサンセット~スクランブルエッグ~」(1250円)。サラダ、ドリンク付き

クロワッサンはフランス産発酵バターの含有量が多い生地を半分発酵した状態で輸入しています。

半分発酵した状態
半分発酵した状態

焼きたてが運ばれてきた途端、周囲に甘い香りが広がり、食すると外側はしっかりめ。1個、すぐに2個と素早くお腹の中へ。

スクランブルエッグは生クリームと牛乳とでふわふわ。

全27席の緑豊かな店内で、朝からゆったりとした気持ちになれます。

うなる! 「はらみステーキ丼」

ランチ。上質な黒毛和牛を使用した2種の丼です。「ローストビーフ丼」と「はらみステーキ丼」。

ローストビーフは適度にサシが入った内もも肉で、今回のは10kg近く。「ローストビーフ丼」はシャリアピンソースで楽しめます。

希少部位、ハラミは一頭買い。

「はらみステーキ丼」をいただきます。

とろけるハラミに叫びそう。ハラミの良さを生かすように作られたさっぱりした和風ダレ、ワサビの調和に叫びがうなりへ変わっていきます。

「はらみステーキ丼」(2800円)。サラダ、日替わりスープ付き
「はらみステーキ丼」(2800円)。サラダ、日替わりスープ付き

取材日のスープはトマトクリームで具だくさん。ローストビーフの切れ端も。こんなサプライズって、あり!? 

装いの違う朝と昼メニュー。おすすめは「朝なのかい? 昼なのかい? どっちなんだい?」と聞かれたら、こう答える。「麦」と「牛」どっちも。

麦と牛
兵庫県姫路市青山西5丁目1-18
営業時間:7:00~10:30(LO) / 11:30~14:30(LO)
定休日:水曜
駐車場:あり
※問い合わせはインスタグラムのDMから

文筆家・モデル(姫路市)

大好きな姫路のまちを、さらに元気に―。その一心で執筆をしています。千姫自身の率直な感想と取材で得たこぼれ話などを通して「ここに行きたい!」と心が動く場所を紹介していきます。元新聞記者、モデルとしてはファッションショー・ヘアショーに出演。 Yahoo!ニュースエキスパート2023年10月、11月、2024年3月 地域クリエイターMVA受賞

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