毎年毎年値上がりする、ハイエンドスマホ。

最新の「iPhone 15 Pro」など、携帯キャリアから買うと20万円近くもします。

そんなに高いスマートフォン、本当に必要ですか？

6万円のスマホが超可愛い

テック系ライターとして、半ば義務感で毎年最新のiPhoneを購入してきた私。

今年は諸般の事情（金欠）から、そのチキンレースから降りることにしました。

そして購入したのが、Apple Storeで6万2800円（税別）で購入できる「iPhone SE（第3世代）」。

「たかが廉価スマホだろ〜」と最初は期待していなかったのですが、使えば使うほど、私のニーズにドンピシャなスマホだったのです。

指が届く快感

現代のスマートフォンといえば、大画面を搭載しているのが当たり前。

iPhone 15 Pro／Pro Maxの場合、6.1インチ／6.7インチの大画面を搭載しています。

でも、大画面のスマホって画面の上まで指が届かなくて、持ち直す動作が連発するんですよね。

ところが4.7インチのディスプレイを搭載したiPhone SE（第3世代）なら、指が画面の上まで届く！

そういえば昔のスマートフォンって、こんなサイズ感でしたよね。

カメラだって、十分綺麗

iPhone SE（第3世代）は、背面に1200万画素カメラを搭載。

iPhone 15 Pro／Pro Maxの背面に搭載されている4800万画素メインカメラや、3カメラに比べると、見劣りする気がしますよね。

しかし、iPhone SE（第3世代）の背面カメラでサクッと撮影すると、十分綺麗じゃないですか。

もちろん最新のiPhone 15 Pro／Pro Maxなら、もっとキレイに撮影できると思いますが、日常のスナップを撮影するならこれで十分でしょう。

LINEもXもゲームもおまかせ

iPhone SE（第3世代）は、チップに「A15 Bionic」を搭載。「iPhone 13 Pro／Pro Max」「iPhone 14」と同等のチップだから、LINEやXのようなメッセンジャーアプリ、SNSアプリは余裕で動作します。

もちろん、流行りの『スイカゲーム』だってサクサク動きます。え、『原神』みたいなヘビーなゲームがやりたい？ ゲーミングスマホでもPS5でも買ってください。

初めてのスマホはSE3で決まり

ますます高機能かつ高価になるハイエンドスマホは、ともすれば一般ユーザーを置いてきぼりにしている感もあります。

そんな中、6万円ちょいで販売されているiPhone SE（第3世代）は、Apple（アップル）の良心ともいえるでしょう。

お子さんに、両親に、従業員に使ってもらうスマートフォンとして、iPhone SE（第3世代）は今後も活躍しそうです。

塚本直樹

IT・宇宙・フード・紛争地域ジャーナリスト

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