【大山崎町】てづくりレンズで世界をのぞいてみると子どもたちの目の輝きまでかわった。ロボットセミナーも
大企業から中小企業、スタートアップ企業、学生やアーティストから地域住民にまで開かれたアートとテクノロジーの融合によるオープンイノベーション拠点施設「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都」が話題を呼んでいます。2024年11月25日には、「不可能であった惣菜製造のロボットを世界初で実現」とした省人化ロボットセミナーなども開催されます。
独自のアナログコア技術(まぜる、ぬる、かためる)を基本にものづくりをしているマクセル株式会社の提供で施設内の「クセがあるスタジオ」で11月2日に開催された「てづくりレンズで世界をのぞこう!in大山崎やまフェス」でも、60名の小学生たちがレンズづくりやレンズを用いた実験を行う体験教室に挑戦しました。
レンズの特徴を学んだあと、実際に自分たちでレンズづくりをはじめました。レンズ一人ずついろんな大きさのある型の中に自分で選んでレジン液を入れUVライトで固めていきます。どのくらい入れるのか、ライトどのぐらい待ったら固まるのか、不安でいっぱいそうな子どもたち。出来上がった丸い形の光るレンズを見つめては、不思議そうな顔をしていました。
光にあてたり、紙を見てみたり、レンズを通して見えてくる景色の不思議さに驚いたりと、少しずつ子どもたちが変化していきました。自分で好きな大きさの型へ入れたり、キラキラ光る粉を入れてみたり、型ではなく文字を描いてみたりと、自分だけのちょっと変わった実験をはじめます。
約1時間の実験教室を、どんどん目が輝くのがわかるぐらい興味をわかせて取り組んでいた子どもたちでした。アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都では、入居企業はじめ、様々な事業所や団体と連携事業が今後も開催されるようですので、興味がある方は訪れてみてはいかがでしょうか!
取材にご協力いただきました皆さん、ありがとうございました。
アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(外部リンク)京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字鏡田30番地1 075-925-8821