【富士宮市】故人への思いと共に特別なものを贈りたい 仏具だけでなく特別な香りに出会える『藤原本店』
先日知人の葬儀があったのですが、体調を崩してしまい参列できなかったのが心残りになっていました。
御霊前にお線香を持って行きたいと考え、進物線香を取り扱っている場所を探したところ、『藤原本店』さんで取り扱っていることを知り、お伺いしました。
場所は富士宮駅から駅前通りを北へ、神田通りを超えた1つ目の信号を左折してすぐの場所でとても分かりやすいです。
道を隔てた本店前には、広い駐車場が完備されています。
『株式会社藤原』は『駅南ホールきずな(富士宮市田中町28-8)』、『若の宮ホールあかり(富士宮市若の宮町775)』、『f.ファミリエまんの(富士宮市万野原新田4079-1)』、市外にも8か所の葬儀場がある創業大正元年、地元でも信頼の厚い葬儀社です。
入口ではかわいらしい“なかよし観音”と信楽焼きのタヌキが出迎えてくれて、厳かでありながら、立ち寄りやすい雰囲気になっていました。
入口前方にはずらっと仏壇が並んでいます。
次の世代まで大切に使えるように、品質にこだわり国産の仏壇を取り扱い、配達からアフターサービスまで万全。材質や色、伝統的なデザインから洋風のデザイン、コンパクト・シンプルなものまで常時70本の仏壇を揃えて、納得の仏壇選びをサポートしてくれます。
また仏事の相談窓口となっていて、仏壇の祀り方や仏具の選択、お盆やお彼岸の迎え方、法事の準備なども相談できます。
もしものとき、サポートしてくれる専門家がいると安心ですね。
右側には、化粧箱に入った進物線香、伽羅・沈香・白檀などのお香、絵ろうそく。
そして、ほっと和むちょっと懐かしさを感じる和小物なども。
西陣織生地を使用、手仕事の京組紐、天然香料で爽やかな香りの藤原のオリジナル商品『富士山掛香』も販売されていました。
『藤原本店』では、仏具の販売以外にも2階にて、お香教室を毎月2回(第1、第3火曜日)開催しているのだそう。
香りの強いものは邪を除け、自身を清め、香料によっては仏の加護が得られると信じられているお香。香道(こうどう)とは、日本人の四季への感性や文学詩歌と深く結びつけ体系化した世界に類のない香りの芸道です。
嗅覚は5感で唯一脳を直接刺激する感覚のため、懐かしい香り、愛しい香り、そんな風に記憶にも残りやすいのだそう。
眠りが浅い私はいつも枕元に匂い袋を忍ばせていますが、寝ているときも香りだけは、脳で認識することができるんですって!
香道体験・手作り香教室も行っているそうなので、興味のある方は問い合わせしてみてくださいね。
進物線香に熨斗をかけて頂いたのですが、印刷されたものではなく、しっかりと水引きをかけてくれました。
大切な人を偲ぶものだから、ちゃんとしたところで特別なものを選びたい。
そんな気持ちにもしっかりと寄り添ってくれる、『優しさ』と、特別な香りに出会える『いやし』の『藤原本店』でした。