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トライアンフから映画「大脱走」の伝説的スタントライダーのレプリカ登場!|EICMA2019

佐川健太郎モーターサイクルジャーナリスト
T100/T120 BUD EKINS Special Edition 筆者撮影

トライアンフからは3台のニューモデルが登場

BOBBER TFC
BOBBER TFC

まずは「BOBBER TFC」。TFC(トライアンフ・ファクトリー・カスタム)とはエンジンや足まわりを含む車体全体のチューニングに加え、カーボン・チタン・アルミ削り出し材などの高価なパーツを惜しげもなく使って熟練の職人によるハンドメイドで一台一台丁寧に作られた、トライアンフ自らがカスタムを手掛けた最高峰のプレミアムモデルのこと。今回の「BOBBER TFC」も10psの出力アップとそれに見合うオーリンズ製前後サスやブレンボ製ラジアルモノブロックなどが奢られている。世界限定750台限定という希少性も所有欲を掻き立てられはずだ。

THRUXTON RS
THRUXTON RS

また、伝統のカフェレーサーの最新作「THRUXTON RS」は水冷並列2気筒を最高出力で8psアップしつつ従来の「R」対比で6kgの軽量化を実現。ショーワ製のビッグピストンフォークやオーリンズ製リアショックを標準装備し走りのクオリティを高めている。

BUD EKINS Special Edition
BUD EKINS Special Edition

そして、ボンネビルT100 /T120に「 BUD EKINS Special Edition」が登場。これは映画「大脱走」でかのハリウッド大スター、スティーブ・マックィーンのスタントを演じたバド・イーキンズ(一流のオフロードレーサーでマックィーンの親友でもあった)の伝説を称える特別モデルで、1959年型ボンネビルにインスパイアされたスタイルが特徴。当時を偲ぶ専用の2カラーペイントに手仕上げによるコーチライニング、初となるトライアンフのヘリテージロゴなどのディテールが見事に再現されている。

どのモデルも古き良き時代のノスタルジーを現代のセンスで美しく仕上げているのが印象的だ。

なお、以上3モデルの日本での発売時期は2020年3月頃を予定している。

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※原文より筆者自身が加筆修正しています。

出典:Motor-Fan BIKES

モーターサイクルジャーナリスト

63年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、RECRUITグループ、販促コンサルタント会社を経て独立。趣味が高じてモータージャーナルの世界へ。編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。㈱モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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