ひどくない?製品単独では、ある意味「未完成」なガンプラ
こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!
今回のガンプラは「機動武闘伝Gガンダム」より、
シャイニングガンダム です!
最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
SD(Super Deformed)
スーパーディフォルメ。
主にキャラクターのデザインを二頭身、もしくはそれに近いバランスにアレンジする表現手法。
BB戦士
ギミックを重視したディフォルメキットのブランド。
◆前後ショット◆
主人公「ドモン・カッシュ」が搭乗する、劇中前半の主役機「シャイニングガンダム」。
当キットはそのSDバージョンです。
シャイニングガンダムはドモンの精神状態に応じて、バトルモードやスーパーモードに変形するのが特徴で、それらは当キットでも再現されています。(一部組み替え)
◆サイズ比較◆
HGUC No.191のガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。
設定上の全高は、当機が16.2mで、ガンダムが18.0m。
スケールはガンダムが1/144で縮尺もほぼ正確。当キットはノンスケールです。
◆パーツ構成◆
成形品 x 4、ポリキャップ、シール。
物量はそれほどありあません。
同シリーズのBB戦士としては普通くらいだと思います。
ポリキャップ
主にプラモデルの関節部分に使われる、柔軟性があって摩耗しづらいPE(ポリエチレン)製のパーツ。
シールも多くはないですね。
ただ「キ」のシールは位置合わせがちょっと難しいので注意。
あと「ク」のシールは組み立ててしまうと貼れなくなります。忘れないように。
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
BB戦士 シャイニングガンダム [GF13-017NJ] 239(当方のブログです)
◆付属品◆
本体以外の付属品は次のとおり。
- ハンドパーツ
平手 [右]
親指立て [左]
ビームソード持ち [右]
指3本立て [左]
ハンドパーツ
右の平手、親指を立てた左手、ビームソードを持った右手、指3本立てた左手の4種類が付属。
左右含め同じものが1つもなく しかもクリア成形のみとカナリ攻めた構成です。
バリエーション豊かなのはいいですが、普通の握り手が付属しないのはちょっと問題ありですね。
ビームソード
左のサイドアーマーにマウントされています。
アーマーと一体成型で着脱はできませんが、
先の「ハンドパーツ」を使ってソードを持ったシーンの再現は可能です。
ただこれも「ハンドパーツ」と一体成型なので、塗装しないとイマイチな感じ…。
◆互換性◆
前述の通り、当キットには普通の「ハンドパーツ」が付属していません。
ですが「MG 1/100 シャイニングガンダム」と互換性があり、そちらの「ハンドパーツ」を流用できます。
MG版にはグレーの握り手や平手がしっかり左右分あるので、こっちのほうが普通ですね。
というか「普通の状態」を再現するには「MG版を買わざるを得ない」というのは、ちょっとひどいような…。(;^_^A
製品単独では、ある意味「未完成」なキットと言えます。
◆ギミック◆
コアランダーの分離
バックパックはポリキャップ接続で、かんたんに取り外せます。
外したバックパックは、そのまま地面に置けば「コアランダー」に。
コックピットの変形ギミックはなく「コアランダー」になった状態で固定です。
コアランダー
バックパックと一体化したコクピット兼脱出装置。
分離してホバータイプのヴィークルにもなる。
バトルモードへの変形
バトルモードへ変形させる場合は、アームカバーの接続位置を組み替えて展開。
続いて、フェイスカバーを左右に開けば完成です!
かんたんですね!
スーパーモードへの変形
スーパーモードにするには、バトルモードの状態から、
つま先の接続位置を先のほうに組み替え、
アウトリガーを接地。
ショルダーカバーを引き上げ、
頭部のダクトとフィンを全て展開すれば、
完成です!
ジョイントや可動部はすべてプラ製なので、スグに摩耗しちゃうのは残念ですが、いずれのモードチェンジも差し替えなし!組み替えのみで再現されているのはスゴイですね!
◆まとめ◆
- 「機動武闘伝Gガンダム」より「シャイニングガンダム」のキットです。
- 設定同様のモードチェンジを再現!
- 通常のハンドパーツ(握り手)が付属していません…。
- ハンドパーツはMG版のシャイニングガンダムと互換性があります。
以上、BB戦士「シャイニングガンダム」のレビューでした。
ご覧いただきありがとうございます。
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