地域情報発信ライターのうみのとなりです。

本日ご紹介するお店は、横須賀市内はもちろん、市外からわざわざ食べに来る人が多い、煮干しラーメンの人気のお店です。

既に行かれたことがある方は、初めて食べた時はいかがでしたか？噂には聞いてはいましたが、初めて食べた時の衝撃は忘れられません。

横須賀中央駅から徒歩約10分のところに、煮干しそば平八があります。

米が浜通りのカフェコンティニューの角を曲がります。

直進し、さくら薬局の隣にあります。

煮干しそば平八

一見、ラーメン屋さんとは分からない黒いシックな外観です。

煮干しの看板が目印です。

右の白いドアから入店します。

入り口を入るとすぐに券売機があります。こちらで食券を購入してから注文するシステムです。

カウンター席とテーブル席があります。定員は8名のため、満席時には店頭で待ちます。

店内に一歩足を踏み入れると、芳醇な煮干しの香りに包まれます。

懐かしいような不思議な感覚と同時にホッと気持ちが和らぎます。

おいしい秘密

煮干しスープです。美しい澄んだ黄金色です。

子供のころ煮干しのワタを取らずに煮てしまい、苦い味噌汁になった「苦い思い出」があります。

マスターに話すと、「苦味はワタではなく、温度。強火で煮ると苦味や臭みが出ますよ」と教えてくれました。実際、平八さんではワタを取っていないそうです。

オリジナルのタレと香油、スープを入れ、茹で上がった麺を入れています。スムーズな手捌きに見惚れます。

芸術的！煮干しそば

煮干しそばです。

白い丼の中にぱっと大輪の花が咲いたような大きな自家製チャーシューや流れるような細麺の曲線、ネギの緑、赤玉ねぎのピンク、海苔のブラックはまるで絵画のような美しさです。

まずは気になっていたスープをいただきます。

香りは煮干しですが、今まで味わっていた煮干しの出汁とは全く違います。

「これが本当に煮干し？！」と思うほど、えぐみもなく、色も味も澄んですっきりしています。

煮干しの美味しいエキスだけを抽出したような、コクがありながらもあっさりした旨みです。

自家製麺は低加水の細麺です。麺自体がコシがあり美味しいです。

「このスープだからこの細麺なんだな」と絶妙な相性の良さに感動です。

昔、実家近くにあった中華そば店の麺の味によく似ており、懐かしくなりました。

チャーシューも自家製です。

とろとろふわふわの柔らかさで、口の中で溶けていきますよ。

もう一つ、別の部位のチャーシューが入っています。肉感があり噛むほどに肉の甘みが広がります。

麺とスープ、次にチャーシュー、香味野菜と食べていくと、それぞれの味が調和して味の深みが増します。

箸が気に入りました！

この四角箸が持ちやすいです。

長さも細さも直角具合もちょうど良く、麺や具材を掴みやすいです。

快適な箸でどんどん食べ進めていきますよ。

スープやチャーシューの旨みを吸った麺は滑らかに喉を通り過ぎていきます。

味の七変化

替え玉も種類が豊富です。

最初の1杯を少なめにして、替え玉を注文するお客様もいるほどの人気。

「よかったら、どうぞ」と出して下さったのは、煮干玉です。

通常は1玉提供されます。今回は私が食べ切れるように量を調節して下さいました。

煮干し粉とタレがかかっています。

まずはスープに入れずに煮干粉とタレを混ぜ合わせて食べてみると、煮干の風味がドーンと迫ってきます。

タレを薄めていないので濃いですが、パツパツの麺の硬さと煮干しの風味が意外とクセになります。

本来の食べ方通りに残ったスープを入れてみます。

最初に食べた煮干しそばよりもスープが少ないので「まぜそば」のようです。煮干し粉も麺もスープを吸って食べごろになりました。

ここまで来ると「旨み！旨み！旨み！」の連続です。

鉄砲玉は何ですか？

替え玉メニューの中にあった『鉄砲玉』が気になりました。

替え玉の中に入れてみると、「わぁ！」と声を上げてしまうほど、濃厚な味に変化。

まさかのクリームチーズとニンニクが入っていました。

めくるめく美味しさ！

替え玉や煮干し粉、タレ、鉄砲玉など、入れることでベースの煮干しスープがどんどん奥行きを増して、多面的な美味しさに変化していきます。

まさに味の七変化。

どれも初めての味わいで、斬新な味に驚きと感動します。

他の替え玉はどんな味になるのでしょうか。ぜひ食べてみたいです。

麺もスープもちょうど良く食べ切りました。まるで計算し尽くしたような配分に、「マスターすごい！」と感激です。

麺を選べます

麺は3種類から選ぶことができます。

左はピロピロ麺です。平打ちちぢれ麺のような感じに見えます。

右はひもかわ風の麺で、太さがあります。

いろんな麺を注文して、食べ比べてみたいですね。

異次元の煮干しワールド

元々はスナックだったという店内は照明は控え目、壁には煮干しの絵が描かれています。

平八さんの味を味わうための異次元空間のようです。

「味覚」は、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5味が基本味と言われています。

もし、6番目に味覚があるとすれば、『煮干し味』と声を大にして言いたいくらい、平八さんの煮干しそばは、今までに味わったことがない旨さです。

言葉に表すことができないくらい美味しいので、ぜひ一度食べてみて下さいね。

常連さんからのラブレター

平八さんの魅力を常連さんに伺いました。

愛に溢れたコメントに感動です。ありがとうございます。

平八オリジナルキャップも販売中です。

☆マスターへ　お忙しい中、訪問させていただき、丁寧にお話を聞かせていただき本当に感謝です。ヨーコさん、常連さんの皆様、ありがとうございました。

※取材ではご協力により、料理を無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

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大好き！横須賀(≧∇≦) 大好き☆煮干し平八さん！