もうすぐ節分!満開の蝋梅の香りに癒されながら福巻寿司祈願の発祥の地で今年一年の健康と良縁を祈ろう!
磐裂根裂(いわさくねさく)神社では、蝋梅の花が見頃を迎えている。
花が少ない冬に、蝋梅の黄色の花を見ると心が華やぐ。伸びた枝にうつむき加減に咲く姿も愛らしい。
冬の晴れた日に、蝋梅の甘い香りに満ちた境内をゆっくりと歩いてみてはいかがだろう。
磐裂根裂神社
磐裂根裂神社(いわさくねさくじんじゃ)は栃木県壬生町に鎮座する、1570年創建の神社だ。
主祭神
磐裂神、根裂神
御神徳
健康長寿、無病息災、病気平癒、家内安全、交通安全、商売繁盛、合格祈願、心願成就、厄除け、方位除け、安産祈願ほか
神社の社殿は「亀塚古墳」の上に建っており、境内には「長寿」の象徴である「亀」の石像が多く見受けられる。
手水舎には境内地下より汲み上げた「長寿の御神水」が流れ、生まれ年の十二支を模した柄杓を使って清めてから参拝することで願いが叶うそうだ。
夢福神めぐり
私たちの悪い夢を食べ、良い夢を与えてくれるという霊獣「獏(バク)」。その化身を「夢福神」という。
栃木県内の九ヶ所の神社ではこの「夢福神」が祀られている。それぞれに特徴があり、九ヶ所全てを巡りお参りすることで九つのご利益を得ることができる。
磐裂根裂神社には「健康長寿の夢福神」が祀られている。
訪れた際は自身や大切な人の健康を祈って手を合わせて欲しい。
良縁社
境内にはハートの樹形の蝋梅があり、その中心には七福神が鎮座している。
ここ「良縁社」では良縁祈願、家族円満、健康長寿、厄難消除などの御神徳があるとされる。ふっくらと咲いた蝋梅の花にも癒されるスポットだ。
御朱印
片面、両面綴りの御朱印、七福神の御朱印をを受けることが可能だ。御朱印のデザインは毎月変わるので、参拝の証に受けてみてはいかがだろう。
最後に
2月3日は節分の日だ。恵方巻を食べる人も多いのではないだろうか。
恵方巻には今年の恵方を向いて長い太巻きを切らずに食べることで、厄除けや招福の願いが込められている。太巻きの具として使用されるかんぴょうは、壬生の特産品であり、その長さには幸運が末永く続くようにという意味があるそうだ。
磐裂根裂神社は福巻寿司(恵方巻)祈願の発祥の地といわれ、恵方神社という福巻寿司に見立てたお社が鎮座する。
2月の「福巻寿司節分祭」では祈祷を受けた人に福巻寿司が振る舞われ皆で食すという。
季節の花を楽しみながら、今年一年の健康と招福を祈りたい。
【基本情報】
磐裂根裂神社
住所:栃木県下都賀郡壬生町安塚1772-1
アクセス:
*お車でお越しの場合
北関東高速道「壬生IC」より約10分
*電車でお越しの場合
・東武宇都宮線「安塚駅」より徒歩約25分
駐車場:有 無料70台
御朱印対応時間:10:00~15:00